【PR】当ページは広告が含まれています。
『うっかり返済日までに入金するのを忘れていた…』
『口座引き落としができていると思っていたら、残高不足で振り返られていなかった…』
うっかりミスや入金忘れは誰にでもありますが、『90日以上延滞している』『完済しないまま逃げてしまった』このように悪意のある取引をすると、あなたの信用情報に傷がつきます。
信用情報に傷が付いている状態をブラックと表現しますが、ブラックになると、新しくローンを利用することやクレジットカードを発行することが困難になってしまいます。
とはいえ、ブラックの人でも、どうしてもお金が必要になることがありますよね?
ブラックでも融資を受けられるのはどのような条件を満たしているときなのか?そして、ブラックの人が融資を受ける際に注意すべき点についてまとめました。
今回の記事タイトルは貸金業務取扱主任者監修って、私なんですけどね。
今回の記事の内容はできないものはできないとお話をしています。そのため、耳障りなことも多いと思います。
無理やりお金を借りる方法より、あなたの状況を理解することが重要な場合もあります。最後までお読みいただければ嬉しいです。
ブラックには2種類ある!融資を受ける前に種類を見極めよう
ブラックと一口に言っても、2つの種類があることを理解しておく必要があります。
1つ目はブラックな状態がすでに終了していること。
例えば、支払いを延滞していたものの、今はしっかりと滞納分を返済して通常の返済のみを続けているときは、ブラックな状態がすでに終了していると判断することができます。
また、債務整理を行った場合でも支払いが完了していればこれに当たります。
ただし自己破産に関しては取扱が微妙になります。理由は破産で同時免責されている場合、支払いをせずに債務整理をしているからです。
2つ目は、現在進行形でブラックな状態が続いていること。
現在延滞中である場合、完済せずに放置している支払いがあるときは、ブラックな状態が現在も続いていると判断することができます。
信用情報ではCIC(ショッピング関連)では60日以上の延滞、JICC(消費者金融系関連)では90日以上の延滞がある場合、業者側は事故情報として報告する義務を負っています。
約束できるものではありませんが、大手消費者金融がブラックの人に融資をする流れができ始めています。これも、就労人口不足、若年層人口不足による消費者金融の苦肉の策とも言えます。
【参考:ブラックでもお金を借りられる!カードローンが契約できるようになった理由とは】
ブラックでも融資を受けられる可能性がある人とは?
ブラックでも融資を受けられる可能性がある人は前者。つまりブラックな状態がすでに終了している人を指しています。
つまり、返済を滞納していたという過去や債務整理をした過去があっても、ちゃんと返済が終わって返済リズムを取り戻している人、もしくは借金すべてを完済し終わっている人なら、融資を受けられる可能性があるのです。
例えるなら、昔、ワルだった人がちょっと良いことをした感じとも言えるでしょうか。
とんでもない不良として知られている人なら、泣いている子どもに「大丈夫?」と声をかけるだけで、「実はとっても優しい人」「めちゃくちゃ良い人」などと過剰に評価される傾向にありますよね。
そんな感じで、滞納や債務整理といったワルい過去があっても、毎月きちんと返済するという“普通の行為”をするだけで、「この人は信用できるかも」と評価されて融資に結び付くことがあるのです。
貸す側の立場で考えてみる
例えば、あなたがプロミスやアコムの社員だとします。収益を考えた場合、会社に損を出させるわけにはいきませんが、場合によってはリスクを取る必要もあります。
ブラック(異動情報と言います)でも、過去にやらかしてしまったけど、清算されていれば目をつぶろうという考えになりそうな気はしませんか?
消費者金融は慈善事業ではないので、お金が必要な人の中でも『この人は絶対返せないよね?』という人にお金を貸す訳はないのです。
誰でも審査なしで貸してくれる。ブラックでも貸してくれるというのは大きな間違いです。
ブラックかつ融資を受けられない人とは?
反対に、まだブラック状態が現在進行形で続いている人は、融資を受けられません。可能性は0です。
仮にそのような会社があれば、危ない会社や、あなたを地獄に突き落とす業者です。一時的に5万、10万というお金を手にしても必ず後悔します。
金融機関は申し込みの際に必ず信用情報を確認します。借りたお金を返さない情報は金融機関にまるわかりです。
つまり、普通に考えて現在進行形でブラックな方が追加でお金を借りられるほど世間は甘くありません。
※中には20年以上前に10万円ほどの借り入れをウヤムヤにして、ブラック自体が消えていて契約できてしまうこともありますが、本当にレアケースです。
こちらの記事も併せて参考にしてください。
ブラックさんが融資を受けるときに注意したいポイント
ブラックな過去はあってもキレイに足を洗った人を、少し敬意をこめてブラックさんと呼んでみます。
ブラック情報(異動情報)が消えるまで新たな契約はできないと考えるのが一般常識です。
ブラック情報は信用取引できない人にペナルティーを与えるものだからです。あなたがどんなに良い人であろうが、悪い人であろうが、信用取引できない以上、業者側は通常契約しません。
しかし、可能性は0ではありません。次のポイントに注意をして、ローン審査に通過する可能性を上げていきましょう。
「私はブラックだから…」と選択肢を狭めない
やっぱり、過去の汚点が気になりますよね?だからといって「ブラックでもOK」「ブラック歓迎」と謳っているローン会社に申し込むのはNGです。
正規の金融業者なら、「ブラックの人は困るけど、ブラックさんなら、場合によっては融資をしないこともない」程度のあいまいなスタンスをとるのが普通ですよね?
プロミスやモビット、アコムに関しても堂々とブラックOKとは言いません。契約するならこっそりです。
それを、敢えて「ブラックOK」と全面に押し出しているなら、その業者自体が非合法である可能性が高いです。そんな業者自体がブラックです。
悪質業者にハマると人生が終わります!お金くらいで人生が終わってしまってはもったいない!!
むやみやたらと融資に申し込まない
当然ですが、ブラックさんを理解してくれる金融業者は多くはありません。
しかも、ブラック状態を抜け出たばかりのタイミングなら、金融業者自体も「この人はブラック?それとも、ブラックさん?」と判断に困り、融資不可と結論付けてしまうことが多いのです。
2~3社の審査に落ちたら契約できる可能性は0だと思った方が賢明です。あなた自身が返済できる自信があっても、業者側がそうは思っていないのです。
審査に落ちた!もしかしたらブラック以外の問題が?
ブラックさんが審査に落ちたとき、それはかならずしも過去にブラックであったことが問題ではないのかもしれません。次のケースに当てはまっているときは、適切な対策をとって、再度申し込みましょう。
- 総量規制を超えている→対策:融資希望額を減らす
- 借入件数が多すぎる→対策:おまとめローンなどを使って借入件数を減らす
- 仕事が続かない。転職を繰り返している
ただちに対応できないものがほとんどですが、何社も断られる場合債務超過になっている可能性があります。
身に覚えがなく、何社も審査落ちになる場合は大抵の場合が債務超過です。
さらに借金を繰り返すよりも法的整理してしまうのも方法の1つかもしれません。借金を借金で返済し始めてる時点でアウトです。
キツい言い方ですが、借金を借金で返している時点で状況の好転は見込めません。さらに借金を重ねるのはあなたの首をさらに締めます。
このような場合は、法律事務所に無料相談することをおすすめします。