カードローン申込時に注意すべきたった3つの事

『カードローンの審査に落ちた理由が知りたい』

『申込時に注意した方がいい事を教えて欲しい』

この記事はそんな方に向けて書いています。今回はカードローンの審査内容の一部について解説します。

カード会社で働いていると当たり前のことでも、世間一般では当たり前ではないことがあります。本当は審査に通っていたのに間違った申告をしたために、審査に落ちていたら本当にもったいないです。

申込時に間違えやすい項目を順番に3つ説明していきます。それではまいります。

総支給額と手取額

総量規制

カード会社に申込をすると必ずと言っていいほど年収を確認されます。この時にカード会社が聞きたい年収とは手取額ではなく総支給額です。

貸金主任者ひな貸金主任者ひな

年収の総支給額はおいくらでしょうか?

このように聞いても意外なことに約半数のひとは手取額を回答します。カード会社は業種や勤続年数などでお客様のだいたいの年収は推測できます。

ほとんどのお客様は推測される年収よりも少ない年収額を申告してきます。総支給額が22万円、税金等が引かれた振込額が18万円の給料明細書を持参のお客様がいました。

申告の年収額は240万円です。改めて年収の総支給額を確認しても、申告の年収額は240万円で変更なしでした。そういう時は、より具体的に金額の確認をしていきます。

『本日お持ち頂いたお給料明細書を拝見させて頂くと総支給額が22万円ございます。』

『22万円を単純に12か月分として12倍いたしますと22万円×12で264万円になります。』

『これに賞与、ボーナスがありましたら足して頂きますと、年収の総支給額はもう少し多い金額になると思います。』

『実際の年収の総支給額はおいくらになりますでしょうか?』

ここまで説明してようやくご理解頂ける場合がほとんどです。

『ああ~、それなら300万円くらいですね』

年収額を間違えると借りられない!?

総量規制という法律があります。これは年収の1/3以上の貸付を禁止する法律です。他のカード会社ですでに借入があり、借入総額が年収の1/3を超えている場合は契約をお断りしています。

借入総額が100万円を超えている場合は収入証明書で年収の確認をします。借入総額が100万円未満の場合は申告年収で審査を行います。総量規制は年収の1/3で、借入総額が100万円を超える場合に収入証明書が必要になります。

・年収が240万円のひとなら80万円まで借入が可能

・年収が300万のひとなら100万円まで借入が可能

もし、別の消費者金融会社ですでに80万円の借入があった場合、申告の年収が240万円では審査に通りません。申告の年収が300万円なら最大で20万円までの借入が可能です。

つまり、申告年収が300万円以上あれば、収入証明書がなくても借りられる最大の金額を融資してもらえます。

以前は、『お客様の申告年収だと契約出来ないので、年収を300万円で登録してもいいでしょうか?』などと年収をより高く申告頂けるように誘導する行為もありましたが、今はおこなっていません。

あくまでお客様が申告された年収で審査をおこなっています。

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※総量規制については下記記事をご参照ください。
【決定版】貸金業法の総量規制を貸金主任者がわかりやすく解説!

自分の年収額を確認してから申込しましょう!!

総支給額と手取額は違うことを理解したうえで、自分自身の年収額を確認してみましょう。年収額については法律に関わる内容になるため消費者金融会社では慎重に審査をおこなっています。

ひと昔前であれば審査に通るように、お客様の年収を勝手に増やしたりする会社もあったようです。

『ご申告頂いたお客様の年収額ですと審査に通らないので、年収額を〇〇〇万で登録してもよいですか?』

みたいな・・・。ばれたら一発で営業停止になりますので、今はできないです。やっている会社もないはずです。

年収額を間違えて少なく申告してしまい、審査に落ちてしまったらもったいないです。正しい年収額で申込をするようにして下さい。

申告内容が不整合

申込時の申告内容に不整合がある場合も審査に通らないときがあります。先ほどは年収額が少ないと審査に通らない場合があると記載しました。

では、年収額を多めにして申込をすればいいのでしょうか?残念ながら答えはNOです。

前述した通り、カード会社は申込内容からだいたいの年収は推測できます。推測される年収からあまりにも乖離があると、逆に審査に通らない時があります。

消費者金融会社の審査は統計学がもとになっています。過去に融資したお客様への返済状況など膨大な情報をもとにしたデータベースを作成しています。

年齢、業種、年収、勤続年数、借入件数、借入金額、などです。

1例として、21歳、フリーター、コンビニでバイト、年収180万円、借入はなし、のお客様の場合。

『30万円までなら融資しても貸し倒れになる可能性は低いです』と過去のデータベースから導き出します。

審査の内容はそれだけではありませんが基本は同じです。過去の膨大な量のデータベースに合致しないケースがあると、融資金額が低くなったり、融資不可の審査結果になったりする可能性があります。

21歳、フリーター、コンビニでバイト、年収800万円、のお客様の場合。

『いやいやいやいや、21歳のコンビニバイトで年収800万円ってありえないでしょ!?』

と言った具合です。よく勘違いされやすいのが下記の2つです。

  1. 年収は高い方が審査には通りやすい
  2. アルバイトより正社員の方が審査には通りやすい

決してそんなことはありません。大切なのは正直に申込をすることです。審査に通るためにウソの内容で申込をしてもバレてしまいます。

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※アルバイトでもキャッシング出来るカード会社の記事は下記をご参照ください。
【アルバイトはキャッシングに通らない?銀行より消費者金融がおすすめ!】

氏名変更なしと虚偽の申告

異動情報

『過去に結婚や家庭の事情などで名前が変わったことはありますか?』

カード会社への申込時に氏名変更の有無について聞かれることがあります。聞かれたときは正直に答えたほうが良いです。理由はウソをついてもバレるからです。

過去にブラックだった事があるひとでも、名前が変わればブラックではなくなると一部では言われています。これは間違いです。

名前が変わってもブラックのひとはブラックのままです。カード会社もわかった上で聞いています。

情報センターの異動

個人信用情報に『延滞』『債務整理』『自己破産』などの異動情報が載っていると契約は出来ません。

月によってバラツキはありますが、断り理由全体のだいたい30%~40%を情報センターの異動が占めています。カード会社はお客様の申込があったら、申込されたお客様の情報をもとに、信用情報センターにお客様の情報を問い合わせをしています。

情報センターは以下の内容をもとにお客様の情報を特定します。

情報センターのお客様情報

・カナ氏名
・漢字氏名
・生年月日
・性別
・携帯番号
・自宅
・勤務先
・免許証番号
・保険証番号
・旅券番号

同姓同名で同生年月日の人もいますので、様々な情報を組み合わせて個人の特定を行っています。情報センターに異動があると、その時点で契約はお断りしています。

異動がある人のことをいわゆるブラックリストに載っていると言われたりします。全てではありませんが、今はブラックのひとでも一部は融資が可能になっています。

氏名変更をしっかり申告してくれれば審査に通るのに、『氏名変更をしたことはない』と言われてしまったために審査に落ちることがあります。旧姓でブラックだったから氏名変更を言わないでおこうと思ってもカード会社にはバレています。

逆にカード会社から聞かれたときは正直に答えたほうが審査に通る可能性があります。

まとめ

・総支給額と手取額

・申告内容の不整合

・氏名変更なしと虚偽の申告

申込時によくある間違い、注意すべき内容について解説しました。カード会社での契約は通常、無担保・無保証でおこなわれます。お客様個人の信用を担保にお金を融資する仕組みです。

申込時にウソの申告をして、それがバレてしまうと信用できないひとだと思われていまいます。カード会社への申込内容は正しい内容で申告するようにして下さい。

貸金主任者ひな貸金主任者ひな

今回はカードローン申込時に注意したい3つの事をお伝えしました。最後までお付き合いいただいてありがとうございました。