私が消費者金融会社に入社した当時、山手線の各駅には店頭窓口があり、新宿や池袋などのターミナル駅には店頭窓口が4つも5つもありました。
消費者金融各社とも日本全国に400~500ほど店頭窓口(有人店舗)があったのは2008年ぐらいまでの話です。
現在はネット申し込みが主流になり、自動契約機はあるものの、人がいる窓口はほとんどありません。

結局はカードローンの申し込みに対面して申し込む必要なんてないよね。というところでしょう。将来的にはゼロになる可能性もあると思います。
消費者金融会社の店頭窓口は全国で20店舗ほど
現在の大手の消費者金融会社の店頭窓口の数です。
会社名 | 有人店舗数 |
プロミス | 18 |
アコム | 22 |
アイフル | 20 |
SMBCモビット | 0 |
レイクALSA | 0 |
※2021年2月現在
どこの会社も過去には400か所以上、人のいる窓口がありましたが、本当に少なくなりました。(SMBCモビットを除く)

店頭窓口で10年以上働いてた私から言わせてもらえば、実際の来店数は少なくて、結局は電話で『追加の融資はいかがですか?』というテレアポを窓口でやっていた状況でした。
カードローンの契約はネット環境があれば良く、カードの受け取りは自動契約機があれば良いので、ハッキリ言って消費者金融に店頭窓口は不要なんだと言えると思います。
消費者金融会社の店頭窓口が減っている理由
利用者からしてみれば、消費者金融の店頭窓口が減っている理由はどうでもいいことでしょう。
一応、何点か理由が考えられますのでお付き合いください。なお、現消費者金融社員のひなさんに聞いたところ、こんな回答がありました。

コスト削減とフィンテックが理由です。
- コスト削減
- 申し込みはネットで十分と気づいた
- 実は窓口はいらなかった
私が消費者金融に勤務していた頃は1社に5000人くらい社員がいました。今は過払い金の煽りを受け、コスト削減を迫られ1500人前後になっている会社が多いようです。
当然ながら利用者が少ない自動契約機を撤去したり、人がいる店舗を自動契約機化することでコストを削減しているということです。

申し込みはほとんどの人がスマートフォンからの時代になっていて、人がいる窓口は時代と共に役割を終えたと考えた方が自然かもしれませんね。
有人店舗でがんばっているのはプロミスとアコムでしょう。と言っても全国で20店舗ほどしかありません。レイクALSAは全て自動契約機化(正しく言えばレイクALSAがレイクの契約機を借りているらしいですが)していて、SMBCモビットに関しては三井住友銀行ローン契約機でのみカードを受け取れるようになっています。(申し込みはネットのみ)
会社名 | 情報詳細 |
プロミス | 店舗情報へ |
アコム | 店舗情報へ |
レイクALSA | 店舗情報へ |
SMBCモビット | 店舗情報へ |
大手消費者金融各社の店頭窓口や自動契約機一覧は下記から確認できます。
消費者金融の店頭窓口が減少している理由まとめ
簡単に言えば申し込みはネットがあれば十分でしょう。ということになったのでしょうね。
店頭窓口がなくても利用する分に困ることはありませんし、緊急連絡はフリーダイヤルに連絡をすれば良いだけです。
将来的にはプロミスやアコムも店頭窓口をゼロにするかもしれません。どこの会社もセンターを持っていて、社員はセンターに集まって仕事をしています。
自動契約機の保守や掃除は今や警備会社の仕事になっています。
会社名 | 最大限度額 | 金利 | 審査時間 | |
---|---|---|---|---|
![]() | 500万円 | 4.5%~17.8% | 最短25分 | |
![]() | 800万円 | 3.0%~18.0% | 10秒簡易審査 | |
![]() | 800万円 | 3.0%~18.0% | 最短30分 | |
![]() | 500万円 | 4.5%~17.8% | 最短30分 | |
![]() | 最大800万円 | 1.4%~14.8% | 最短翌日 | |
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