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こんにちは。キャッシングアドバイザーの久保です。
先日、前職で今も働いている元同僚に『面白い記事のネタない?』と聞いたところ『プロミスが本人確認に顔認証システムを導入するよ』という情報提供をもらいました。
この話自体は面白くもなんともないんですが、消費者金融の審査内容に絡む話にもつながるので、ご興味があればご覧ください。
顔認証システムは自動契約機で使われる
消費者金融が一番嫌がるのが替え玉です。※ラーメンの替え玉ではありません。
消費者金融が詐欺に合う唯一のものが替え玉と言われてきました。お金を貸す方もプロなので、本人確認は徹底しますし、免許証の番号からある程度の情報も得られます。
ちなみに中の話をすれば、替え玉を契約してしまった担当者と決裁者は『本当に見破れなかったのか?』と叱責されてしまうこともあります。
安易な替え玉にひっかかった決裁者が、決裁者を降ろされるということもありましたね。
替え玉契約はリスクが高い割に引っ張れるお金も少ないのでやろうとする人は少ないです。
しかし、替え玉契約を撲滅するために顔認証システムが導入されるきっかけになったのだと思います。
本人確認書類のほとんどが運転免許証
以外と知られていない事実ですが、本人確認の7割ほど運転免許証が利用されています。
残りが健康保険証やパスポート、住民基本台帳カードです。だいたい運転免許証で、運転免許証の良いところは、3年~5年に必ず更新されることです。
顔認証システムの精度は100%ではないものの、撮影された写真が1年以内なら90%、2年目以降でも70~80%の精度があるようです。
消費者金融は審査は緩めても替え玉には強い嫌悪感を持っている
若年層の人口減少、労働者人口の減少により、キャッシング人口が減ることをプロミスやアイフル、アコムなどはわかっています。
そのため、許容できる範囲で審査内容を緩めることはあっても、替え玉には強い姿勢で臨んでいます。
例えば、運転免許証は取得年月日がわかりますし、取得した都道府県もわかるようになっています。
申告した電話番号もいつから利用されているかわかるシステムも審査に利用されていますし、嘘はすぐに見抜かれるようになっています。
それに加えて今回の顔認証システムです。第三者契約を許さないという強い気持ちが伝わってきます。
今回はプロミスが導入を決めましたが、SMBCグループのSMBCモビットも導入を検討しているようですし、他社も追随する流れになってくるでしょう。
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