【PR】当ページは広告が含まれています。振り込め詐欺に目新しさはありませんが、未だ被害はあるようです。詐欺グループはアルバイト感覚で特殊詐欺をしていることも多いようで、このような詐欺が日本からなくなることを願ってやみません。
当サイトでは、過去に何度も特殊詐欺、振り込め詐欺の手口などについて取り上げてきました。
マンガで詐欺の手口を理解できるものがありましたので、これは共有すると共に、振り込め詐欺に加担する加害者や被害者が少しでも減ればと思っています。
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振り込め詐欺の手口
【出典:怨み屋本舗】
冷静に考えるとおかしい点が多いですが、詐欺集団は電話で畳みかけるように追い詰めていきます。
本来、警察が加害者の電話に出ることは考えにくいでしょうし、被害者が電話に出るということも考えられません。
このケースでは、孫を思う祖母の気持ちを利用して、最終的に1千万円を300万円に下げて交渉し、自宅にお金を取りに行って逃げるというパターンになるのでしょう。
そもそも電話口に警察がいて弁護士もいるというのはおかしな話ですが、動揺してしまったら冷静に判断もできない状況になってしまうでしょう。
ある程度の個人情報を収集してから電話をしてきている
マンガの内容で祖母は最初の段階で孫の生年月日や両親の名前を聞いていますが、犯人は即回答をしています。
犯人グループはある程度の個人情報を収集していて、祖母は情報が正しいと判断した瞬間に犯人の演技の世界に引き込まれてしまっています。
『恥ずかしいからお父さんとお母さんには言わないで』と、しっかり口止めもしていますし、この時点で犯人グループのペースになっていることがわかります。
犯人グループは、さらに畳みかけてきて冷静な判断をさせないようにします。
『お孫さんのために1千万円は無理でも、いくらなら用意できますか?』
『示談にするためにすぐにお金を払った方がいい』
このように焦らせてきます。
どのような対策が一番なのか?
自分に限ってだまされるはずがないと思っていた。
詐欺被害者の多くがはじめに口にする言葉のようです。今まで長い人生経験をしてきた人だと特にそう思うようで、『自分のように思慮深い人間が子供になんてだまされるはずがない』と思うようです。
よく考えてみてください。大河ドラマや民法のドラマを観たりして感動することはありませんか?一緒くたにするのは変な話ですが、ドラマも役者さんが演じている世界の話です。
またニュースを観て怒ったり、悲しい気持ちになることはありませんか?
人間の感情は決して思慮深いものではなく、その場の雰囲気や流れで正常な判断ができなくなることは多いのです。
お金に絡む問題が発生したときは、その場で判断せず、例え孫に『内緒にしておいて』と言われても折り返し電話をしたり、事実確認をすることで被害は防げるかもしれません。
高齢者がこういう記事を読むとは思えませんが、自分が被害者にならないためにも、事件に巻き込まれないようにするためにも共有して欲しいと思っています。
警察の対応
警察は詐欺グループを逮捕することが仕事ですが、未然に振り込め詐欺を防ぐために啓発活動も行っています。上記は、警察は本気で振り込め詐欺(オレオレ詐欺)に対策するぞという意思表示のように見えます。
今まで起こった振り込め詐欺の事例を元に、こういう電話には注意してくださいとか、このワードが出てきたら詐欺ですよ!と注意喚起しています。
『風邪を引いた』『携帯をなくした』は振り込め詐欺のお決まり文句のようです。このようなワードが出たら注意したいところです。最初のマンガでも『風邪を引いた』と言っていますが、実際には、電話の内容が強烈すぎて、詐欺ワードが出てきても流してしまうことは多いのではないでしょうか?
内容が強烈な電話のときこそ、冷静な判断が求められます。
- 事前に家族の合言葉を決めておく
- 個人情報や暗証番号は教えない
- 電話をかけてきた家族に自分から電話して確認する
- 迷惑電話防止機能を利用する
- 常に留守番電話機能を設置しておく
警視庁の特殊詐欺対策ページから抜粋しました。頭でわかっていても、実際に詐欺の電話がかかってきたらパニックになってしまうものですが、日頃から対策をしたり、家族での合言葉は効果が高そうに感じます。
日頃から家族のコミュニケーションにもなりそうですし、ぜひこの機会に振り込め詐欺対策を考えてみてはいかがでしょうか?