【PR】当ページは広告が含まれています。犯人の狙いは何?中国からの種入り荷物

2020年7月31日、ウォールストリートジャーナルによると、中国などから不可解な種子が合った郵便物が全米の個人宅に届いているという報道がありました。アメリカでは数千人以上が注文もしていない不審物が届いたということで、イギリス、カナダ、オーストラリアの3か国は調査を開始したようです。

日本でも同様の被害(?)があります。必要以上に心配することはないと考える人も多いですが、種子を植えないようにして欲しいという話。また、身に覚えのない荷物は受け取り拒否も可能なので、心配な人は受け取らないでという情報も入っています。

キャッシングアドバイザー久保キャッシングアドバイザー久保

詐欺なのか何なのか、理由がわからないから余計気持ち悪く感じます。種の前はマスクが送られてくる事件があったようです。

現時点で、この事件の真相はわかっていません。現時点でわかっていること、可能性があること、詐欺なのか何なのか確認していきます。

荷物が送付される人の共通点

謎の種の送付状【出典:FNN】

このような共通点があるみたい
  1. 過去にネット通販で中国から商品が届いたことがある
  2. 種子については本人は注文していない
  3. 送付状には「ring」や「jewelry」と書かれている
  4. 宛先ラベルの下にはベトナムの郵便ラベルがある

現時点で種が送られてきている人の共通点はここまでしかわかっていません。しかし、荷物が郵送されているので、調査すればどこから送付されたのか、せめて国くらいはわかるはずです。今後の調査で事実が見えてくると思いますが、現時点では中国から送られてきたのか、本当はベトナムから送られたのかわかりません。

確かにラベルを良く見ると、下にもう1枚送付状らしきものが見えます。

送付ラベルは中国の深圳にある会社のラベルらしい

深圳の場所は、最近何かと話題の多い香港の北側。中国の4大都市とされる1つで中国の金融センターとしても重要な機能を果たしている地域です。超高層ビルも立ち並んでいる近代都市のようで、企業も多く存在する経済特区です。

実際には深圳にある会社が実際に送りつけてきたと考えるのが自然です。後は理由が何なのかわかれば事件は解決したも同然です。

日本テレビ系の記者が実際に電話で確認したようですが、相手側は知らないと回答したようです。本当に知らないのか、シラを切っているのかわかりませんが、知らないと言われてしまうと何とも不可解な事件です。

送り状は上書きされていますが、ベトナムから安価に種を仕入れて、そのまま中国でシールを上に貼って航空便で海外送付したのではないかと思うのですが違うのでしょうか?

中国当局の回答は?

種のニュース

【出典:FNN】

中国の外務省は、送り状は偽造されている。調べる必要があるから中国に種を送り返してくれと言っています。なぜ偽造とわかるのか?偽造されたものをなぜ送って欲しいと言っているのか?理解に苦しむ点が相変わらず多いですが、表面上は政府も否定しました。

キャッシングアドバイザー久保キャッシングアドバイザー久保

まず初めに調査するじゃないの?現物見てもないのに偽造と言い切って良いんでしょうかね?相変わらず中国。

個人的な感覚ですが、中国当局の公式発言でも信用性が低いと感じることが多いんですが、謎のままで終わりそうな事件です。中国が絡んでいても本当のことは言わなそうです。(個人的見解】

仮に送付状が偽造されていても、日本の個人宅に届いていることが事実なので、中国郵政から海外に送られたと考えるのが自然です。それよりも、世界中にこれだけ送り主不明荷物が届いたら社会問題になることは容易に想像できるはずで、なぜこのような稚拙な行動に出たのか疑問が残ります。

一部意見、ブラッシング詐欺

初めて聞く名前。ブラッシング詐欺

一部の専門家?見識者?の間ではブラッシング詐欺ではないかという話が出ています。私もブラッシング詐欺という言葉は初めて聞きましたが、一言で言えば、アマゾンや楽天のような買い物サイトで不正レビューを書くために送付したのではないか?という見解のようです。

通販サイトでは、必ずレビューや販売店を評価するページがあります。評価が高い販売店ほど上位に表示される仕組みになっています。例えば、私がナイキのスニーカーを購入しようと思っているとします。ナイキの直営店がアマゾンに出品しているケースは少なく、販売店でも評価が高い会社が上位に表示されます。

後は、ユーザーが価格別に並べ替えたりすれば、販売店の順番は入れ替わりますが、手に取って購入できないネットショッピングでは、口コミ、利用者の評価を購入するときの判断材料にすることは多いです。

中国はレビューすら不正?偽造?

全ての中国企業が不正をしたり、悪いことをしている訳ではないことを始めに説明しておきますが、中国企業は稼げさえすればいいと考えている人が多く、不正、悪徳、手抜きをする業者が多いのは周知の事実です。

過去には
  1. 廃油を食糧油に使っていた
  2. 手抜き工事で中型ビルが地震で倒壊する
  3. 飲食店は食器をキレイに洗わない
  4. ホテルの清掃でトイレを拭いた雑巾でコップを拭いたり
  5. タピオカが安価なプラスチックで作られたり
  6. 効率よく野菜を収穫できるようにほぼ致死量の農薬を散布

今まで上記の例をニュースで見た人は多いのではないでしょうか?繰り返しますが、全ての中国企業が悪いことをしているわけではありませんが、一部企業の目に余る行動は私たちの記憶に残ります。

不正レビューをするために商品の発送が必要?

中国では不正レビューが横行していて、実際に商品を送付しないとレビューの書き込みができないようにアップデートされたとのことです。どのような流れか確認していきましょう。

実際に買い物をした顧客名簿を購入する(国内、海外問わず)
不正にメールアドレスを取得して、名簿の氏名、住所でアカウントを作成する(Gメールでもいいので)
自社の商品(宝石?)の購入を装う。
実際に商品(種)を送る。郵便が到着したのを確認したら不正レビュー入力
偽りの高評価の販売店のできあがり

その専門家の話では、海外から航空便で荷物を運んでも大して送料が高くなることはなく、気軽に送付できるようです。

このように考えると実害がない詐欺行為ですが、これからショッピングサイトで買い物をしようと考えている人が不正な会社から購入するのだと思うと気の毒に感じます。

詐欺?軽率な不正?種入り郵便物 まとめ

結論が出ていないので本当はまとめられませんが、不可解な点は関係者と思われる企業が知らないと言っている点です。ただでさえ怪しい郵送物です。受け取り拒否もある程度発生しているでしょうし、受け取り拒否された荷物は深圳の企業に戻るわけです。

郵送もタダではありませんし、お金を使った愉快犯としては世界に送付していますし必死さすら伺えます。

よくわからないものはスルーするのが一番です。受け取ってしまった人も着払いで送り返してはいかがでしょうか?もし、本当に中国の経済特区と言われる深圳の企業が、このような行為をしているなら非常に残念に思えて仕方ありません。続報があればお伝えします。