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なんとなく、『銀行だから安心そうな気がする』とか『金利が安そうかなぁ』とか『限度額大きそうだなぁ』と思われている銀行カードローン。
銀行法で審査が行われてる銀行カードローンですが、特徴と注意点があります。
- 専業主婦でも契約できる契約がある
- 総量規制の範囲外なので、最大年収の1/2まで借りられる?
- 金利が安い
- 審査は厳しめ
- 即日融資不可(早くても2日~4日かかる)
- 場合によっては普通口座を開設する必要がある
また、金利の違いと言っても10万円借りた場合、18%と15%で比較すると1カ月の金利差は247円です。銀行は安いというイメージが先行していますね。
最近のカードローンは銀行か消費者金融か、クレジットカード付きのカードか利用者が選択できるようになってきました。
今回は、銀行カードローンの審査に焦点を当てて、消費者金融の審査との違いを確認していきましょう。
今回は元銀行員の銀行カードローンの審査を担当していた丸の内さんに銀行カードローンの審査の詳細を伺いました。
消費者金融と銀行の審査内容は違う?
審査のやり方そのものは銀行も貸金業者もほぼ同じだと思います。ただ、銀行の場合はそれに加え銀行通帳のデータを活用します。
通帳を見れると生活環境や給料の使い方も見えますよね。通帳があれば手取り収入もわかるのか!
そうですね。収入がわかると審査が有利になることがあります。銀行カードローンを選ぶ場合、取引がある銀行に申し込みをするとスムーズで、金利が安くなる可能性がありますね。
もし、自行の銀行取引がなかった場合は通帳は見れないという認識で良いですか?
そのとおりです。他行の通帳データは見れません。
審査に好影響を与えるケースは、給与振込があったり、一定の預金があったり、既に住宅ローンなど融資取引がある場合です。
既にその銀行に口座をもっていれば、一見客と違い銀行も安心です。まず間違いなく審査は大丈夫でしょう。銀行としては取引を広げたいので金利も安くなります。
反対に審査に悪影響を与えるものとして、自動振替の遅れがある場合です。
決められた日に公共料金・携帯電話の引き落としがなされなければ銀行は一目でわかるようになっています。
いくら公務員や一流企業勤務で年収が多くても、このような状態ではお金の管理が雑だとみなされます。
銀行のカードローンは良くも悪くもその人の実態が映し出されてしまうのです。
総量規制対象外:上限は年収の1/2までって本当?
銀行以外の貸金業者は貸金業法の規制で、カードローンの契約できる金額が年収の1/3までと決められています。
銀行は銀行法で営業しているので、このような規制はありません。
聞いた話によると銀行はマックス年収の1/2まで契約すると聞いたことがありますが、この辺りを詳しくお願いします。
年収の1/2、あるいは1/2超まで契約していた話は事実です。
銀行はあのとき暴走していた感じがあります。『本当にこの限度額つけていいの?』とか『これ増額しちゃうの?』と自問自答があった時期もありました。
最終的に金融庁が動いて規制をかけることになりましたが、あれは起こるべくして起こった事件だと思っています。
【参考:銀行カードローンは即日融資が停止!銀行の自主規制ルールは厳しめ!】
ゼロ金利政策が長引く中、低金利で利益が出ない銀行にとっては、高金利のカードローンは魅力的でした。
一方、貸金業者も自分の所で貸出すると総量規制の影響がありますが、総量規制のない銀行カードローンの保証をすれば保証料をもらえます。
そこで貸金業者も競って銀行保証に力を入れるようになりました。
業績を考えている会社の生々しい話だなぁ・・・。
銀行も株式会社なので利益を求めることは当然です。
結果として貸出を抑えるはずの総量規制が、銀行のカードローンを増やす事になり、金融庁から銀行に対し自粛の通達を出す事となりました。
自粛とは適正な借入額とともに審査の厳格化を指します。以降、あくまで銀行の判断ではあるものの、銀行のカードローンは年収の1/2までとなっています。
中には1/3までに自粛している銀行もあります。
属性が高くても低くても契約上限は1/2が上限?
ローンの世界では、職業・勤続年数・年収など審査項目を総合して「属性」と言います。
属性の高低が借入上限に影響します。銀行も少し前までは公務員・医者・弁護士などは年収の1/2以上を貸し付けていました。
しかし、最近は銀行内部のモニタリングや、社会的風潮を踏まえ、1/2を上回るものはほとんど無くなりました。
公務員や年収1,000万円を超えるような職業でもないかぎり、銀行カードローンの特例は受けられないということです。かつ、審査の厳格化により審査内容は以前より厳しくなってきています。
会社員の平均年収と言われる400万円くらいの方だと、限度額は50万くらいで、金利は17%くらいになることが多いと感じています。
そもそも、一般的な会社員の場合で限度額が驚くほど高くなったというケースはほぼありません。
銀行カードローンの審査に有利な人の特徴
カードローンに限らず融資の審査に有利な方は2つの共通点があります。
- 公務員・サラリーマンであること
- お金の管理がしっかりできていること
お金の管理とは、収入の範囲内で生活ができている人です。
カードローンは便利な商品ですが、今の収入が足りないので利用するものです。そのため何社か利用があれば審査は不利になります。勤務先の大小はあまり影響ありません。
銀行カードローンの審査に不利な人の特徴
カードローンの審査に通りにくい方は3つの共通点があります。
- 自営業者(会社役員)
- 支払いが遅れている
- 他社の借り入れが多い
- 通帳の記録より不安材料が多い
自営業者は個人と事業が一心同体なので、審査が格段に厳しくなります。
フリーランスの方で、本人がしっかり者でお金の管理もキッチリできる人でも、環境の変化で仕事がなくなったら一気に資金ショートしますよね。
カードローンは資金使途自由なので事業資金に使われるリスクもあります。
運転資金が回っていない事業はリスクが高いですが、カードローンの審査では確定申告書や決算書をもらうようなことはしません。
そのため、個人事業主や会社役員、会社経営者を敬遠する(限度額が低くなる)ことがあります。
銀行カードローンの審査は、自分の銀行に通帳があれば必ずチェックします。自動振替が遅れている場合も大きく影響します。
銀行は即日融資不可!現在は契約まで何日くらいかかる?
銀行に対する自粛では、より厳格な審査を求められています。これには2つの意味があります。
- 銀行本体の審査機能の強化
- データベースの照合
かつては保証会社がOKすればそのまま承認するのが銀行の審査でした。
しかし、それでは適正を欠ける恐れがあり、スコアリングだけでなく、現在は時間を掛けた審査をしています。
データベースとは反社会勢力に該当しないか外部のデータベースと照合する業務が発生しました。この業務は必ず丸1日必要です。今は最低でも審査に2日かかります。
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会社名 | 最大限度額 | 金利 | 審査時間 | |
---|---|---|---|---|
500万円 | 4.5%~17.8% | 最短3分※ | ||
800万円 | 3.0%~18.0% | 10秒簡易審査 | ||
800万円 | 3.0%~18.0% | 最短20分※ | ||
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
銀行カードローンの平均的な契約金額と金利はどれくらい?
銀行カードローンの上限枠は最大800万円と記載しているものが多いです。
だいたい、実際に契約されているのは100万円までが大半です。
消費者金融の初回契約時の限度額は30万円が平均です。銀行は限度額が大きく契約できる可能性もありそうですね。
申込者の属性にもよるので何とも言えません。最近は審査に不安材料があると即お断りしています。契約できる人の限度額が大きいだけかもしれませんね。
平均的な契約金額は50万円~100万円、金利は15%を少し上回る程度です。
- 年収の1/2(あるいは1/3)以内で抑えなければならない為
- 50万円を超えるものは収入証明が必要である為
- 100万円以上の金利上限が15%までとなっている為(100万円未満であれば18%まで可)※1
※1 限度額が100万円を超えない場合、金利を15%まで下げる必要がないので、率先的に高額な限度額を設定しなくなった。
あれ?銀行カードローンは貸金業法ではないから、収入証明不要ではないんですか?前は枠200万円まで収入証明書不要という銀行が多かった記憶があります。
今は審査がうるさくなっているので、貸金業者と同じ基準で収入証明書を取り入れていますね。ただ、自行に給与振込がある場合は不要です。
通帳履歴便利ですね。ただ、通帳を見られてると思うと少し気持ち悪いけど・・・。
銀行カードローン審査まとめ
銀行カードローンは少し前までは総量規制対象外であり貸金業者より利便性がありました。
しかし、最近の自粛規制で違いがなくなりつつあります。
一方、銀行カードローン審査は銀行取引や自身の銀行通帳のデータを活用するので、よくも悪くも銀行取引の影響を受けやすいです。
もし、既に銀行取引があるなら、審査は一般的に有利です。銀行のカードローンをおすすめします。
ただし、即日融資は不可なので、急ぎで現金が必要な場合は消費者金融が有効です。
会社名 | 最大限度額 | 金利 | 審査時間 | |
---|---|---|---|---|
500万円 | 4.5%~17.8% | 最短3分※ | ||
800万円 | 3.0%~18.0% | 10秒簡易審査 | ||
800万円 | 3.0%~18.0% | 最短20分※ | ||
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