【PR】当ページは広告が含まれています。人はお金がないと思考力が低下することをご存じでしょうか?
金欠になればなるほど、お金を失う行動を取ってしまうということです。このことは、故事成語で『貧すれば鈍する』という言葉からも読み取れます。
貧乏をすると、毎日生活のことばかり考えるようになり、人は知恵や頭の回転が衰えてしまい、賢い人でも愚かになるという意味。また、暮らしが貧しくなれば、心までも貧しくなるものだということ。
【出典:故事ことわざ辞典】
貧すれば鈍してしまうと、お金がないのにさらに散財するなど、目の前のお金のことばかり考えて正常な判断ができなくなってしまいます。
また、金欠だと、友人との食事も値段を気にしたり、安い食材を買って生活費を抑えたり、外出しないようにしてお金を使わない節約志向に走ります。
実は、これ。何の解決策にもなっていないことをご存じでしょうか?
金欠の一番簡単な解決策はお金を借りることですが、慢性的な金欠だと問題解決にならないこともあります。
- お金は収入を増やすか出費を減らすしかない
- 出費の減らし方は固定費だけを見ればOK
- 光熱水費や食費の節約には限界がある
- 生活費は必ず出るものだからお得に出費をする
- 投資でお金を増やすのはお金が貯まってから!
- 家計簿をつけることでお金の出入りがしっかり見えてくる
- どうにもならないなら副業か共働きを!
家計の改革は節約ではなくリストラです。節約は続きませんが、不要なものは切ってしまうという考え方です。
お金がないときの対処法、家計改革を考えていきます。解決策はもくじの6⃣から見ても理解できる内容になっていますので、ぜひ実践してみてください。
はじめに説明しておきたいのは『誰でも楽にお金を増やせる』とか『出費を簡単に抑えられる』なんて夢のような話はありません。そのようなものがあれば日本人全員がお金持ちになっています。
重要なのは気づきと継続です。知った知識を継続できる人だけが強いです。お金持ちをめざしましょう。今日の努力は将来的に実ります。
はじめに、お金は収支を増やすか出費を減らすしかない!
『お金を増やすには、収入を増やすか、出費を減らすしか方法がありません』
当たり前のことですが、原則はこれだけです。お金がない場合、家計のバランスが崩れていることが原因です。お金を作る方法を分類すると以下の4つになります。
- 働く(稼ぐ)
- 借りる(もらう)
- 持ち物を売る
- 節約する
お金のバランスを良くする方法を見ても、収入を増やすか、出費を減らすしか方法がないことをご理解いただけるでしょう。
しかし、上記以外で家計バランスを建て直す方法も注目されています。賢い人はすでに利用している対処法も含めて紹介していきます。
対処法1:働いてお金を作る
この記事を読まれている方は仕事をしているという前提で話を進めます。
社会人になって生活していくためには、仕事をすることは当たり前ですし、今の収入で生活費が足りない場合、『本業の収入を増やそう!』ということは現実的ではありません。
本業の収入を増やす方法は、粘って残業代で稼ぐ、もしくは上司から気に入られるように頑張って『長期的に昇進を狙っていく』このような方法がベターかもしれません。
役職が上がれば話は別かもしれませんが、通常昇給だと正社員でも、会社の評価や査定が良くて翌年の月収が1万円増えれば良い方です。年間12万円のプラスになりますが、消費増税や社会保障費、年金等の増税、物価上昇を考えると昇給は追いついていないのです。
自営業や出来高の仕事でもない限り、本業の収入を増やすことは容易なことではありません。
私が会社員だったときは、会社に内緒で副業をしていました。
ある程度の税金知識があれば、会社に内緒で副業をすることは可能ですし、企業も少しずつ副業解禁の動きが出てきました。(とは言え、副業解禁はまだまだ一部の会社だけのようです)
私も、いろいろと副業をしてきましたが、一番稼げたのは、ウェブライターです。
私は土日にアルバイトをしたり、嫁さんに内職をしてもらった時期もありましたが、実労働は思うほど稼げませんでした。
ウェブライターの副業にはパソコンが必要ですが、募集されている内容の記事を作成してクライアントに記事を買ってもらう仕事です。
単価的には単純アンケートで10円程度、500文字くらいの体験記事で500円~1,000円。専門性の高い記事は文字単価1円前後の報酬が一般的な相場です。
本業の仕事があっても、平日の夜や土日に記事を書いて、毎月10万円を超える副収入を安定的に稼いでいました。(最高で月に20万円近く稼げた月もありました)
子供が小さくて外に働きに出れないママさんや、会社員の副業に適しています。最近では大学生がバイト感覚で始めたり、フリーランスで記事を書くことを仕事にしている人もいます。
副業で毎月5万円~10万円前後の収入になったら生活はラクになりませんか?私は今でも自分の頭の中から出た文章がお金になるなんて素晴らしいと思っています。
あなたの体験したことは、これから体験する人の役に立ちます!『専門知識は何も持っていない・・・』と思っている方も、①脱毛経験がある、②子供の病気で悩んだことがある。③ブラック会社に勤務している。
これらの情報は他の方が知りたい情報かもしれません。ネットで商品を購入する場合、レビューを参考にする方は多いと思いますが、購入者の感想は貴重な知りたい情報ですよね。
どんな経験がお金になるかはやってみないとわかりません。
ポイントサイトやアンケートサイトはNG
『チリも積もれば山となる』
節約する人が呪文のように使う言葉で、ポイントサイトなどで1件10円の案件をコツコツやっている方も合言葉のように口にする言葉です。
ポイントサイトで10円や100円稼いでも、チリは山にはなりません!時間の浪費です!
ポイントサイトを必死にやるくらいなら、1日の食事を2食にした方が効率は高いです。
アンケートに答えるのが趣味なら良いですが、ポイントサイトで稼ごうと考えているなら大きな誤りです。
おすすめしない理由はアンケート1件10円、ポイントサイトでは証券会社の口座開設で1,000ポイント、これをもらっても時間の浪費ばかりでお金になりません。
対処法2:不用品を売ってお金を作る
働く時間がないときや良い仕事が見つからないときは、家にある不用品を売ってお金を作るのは有効な手段です。
商品の状態にもよりますが、ブランド品や、コレクターの多いアイテムならば高値で売れることもあります。
インターネットオークションやフリマサイトで売るのも良いのですが、本当のゴミは売れません。購入者が現れそうな商品なら数分で売却できることもあります。
上記の写真のように使用済の電子タバコも売れるようです。(もちろん本体)
購入者が欲しそうなものを、写真映えするように撮影して、がんばって高値で売れるようにがんばりましょう。
また、商品を買い取ってくれる実店舗、例えば、ブランド物なら質屋、本やCD・ゲームソフトなら専門の買取ショップ、その他の商品ならリサイクルショップで売って現金化する方法もありますね。
一点注意しておきたいのは、不用品の売買は一時的な収入にしかなりません。
お金は継続的に稼げないと貯まっていきません。不用品の売買は一時所得と考えて、継続的に稼げる方法を考えていきましょう。
また、名義やクレジットカードは売り物ではありません。
何でも売れれば良いと『カラの銀行口座を売ったら、振り込め詐欺の送金口座に利用されていた』ということもあります。
これこそ貧すれば鈍するで、少しのお金のために犯罪者になってしまっては元も子もありません。
対処法3:カードローンを利用する
働く時間もない。売るものもない。そのようなときは、『お金を借りる』か『もらう』しかありません。
親や祖父母からお金を工面してもらえればそれが一番です。(突然電話して振り込め詐欺だと思われないようにしてください)
お金を借りるときは連絡してから、自宅に行く方法が誠意があると思われるでしょう。ただし、親族や友人にお金を借りるより業者を通じてお金を借りた方が気が楽です。
カードローンを利用するなら業界大手のプロミスがおすすめです。ネットで24時間申し込みも可能で審査結果もメールのみ。来店不要で契約することも可能です。
会社名 | 最大限度額 | 金利 | 審査時間 | |
---|---|---|---|---|
500万円 | 4.5%~17.8% | 最短3分※ | ||
800万円 | 3.0%~18.0% | 10秒簡易審査 | ||
800万円 | 3.0%~18.0% | 最短20分※ | ||
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
低所得者向け公的貸付制度もある!
できれば金利が低い場所で借りたいですよね。最も低い金利で借りられるのが、社会福祉協議会から申し込む生活福祉資金貸付制度です。
申し込みの際に連帯保証人を1人立てることができれば、金利0%で借りることができるのです。
しかし、誰でも福祉資金貸付を利用できるわけではありません。福祉の制度上、社会的弱者が対象になっています。
生活福祉資金貸付制度は低所得者世帯、障害者世帯、高齢者世帯、生活保護者が対象になる貸付制度です。
以下の条件に該当する場合のみ申し込めます。該当するかどうか分からない人は自治体の社会福祉協議会に問い合わせてみましょう。
- 母子家庭や父子家庭などのひとり親世帯の人
- 融資をすることが生活保護に繋がる程度の低所得世帯の人
- 高齢者世帯の人
- 障害者世帯の人など
金利は、連帯保証人を立てる場合は無利子、連帯保証人を立てない場合は年1.5%になります。
※保証人ではなくて連帯保証人です。連帯保証人とは借主が返済できなくなったときに、連帯保証人が借りたことになります。全額返済の義務を負う責任の強い保証人を指します。
友人に借りるのはNG!親兄弟はぎりぎりOK?
消費者金融や銀行からお金を借りたくない場合。もしくは、申し込んだけれど審査に落ちてしまった場合は、友人や知人、親、兄弟などに頼むしかありません。
しかし、『お金を貸して』ということは勇気が必要ですし、友人や知人に借りるくらいなら消費者金融で借り入れをしようと考える人が多いことでしょう。
信頼関係で成り立っている友人や知人、恋人にはお金を借りない方が賢明です。血縁関係で成り立っている親や兄弟に借りるのはNGではありませんが、お金の切れ目が・・・なんてこともあります。
【参考:友人、知人などの個人間でお金の貸し借りはご法度の理由とは?】
対処法4:家計の見直しで慢性的な金欠を回避する
今月だけ大きな出費があったせいでお金がない。ということであれば問題はありませんが、慢性的にお金がない状況が続いているなら、家計の見直しをする必要があります。
家計の見直しをおすすめする理由は、改善しないと高い確率で家計が破綻するからです。
少しキツい言い方になりますが、毎月家計が赤字になっているなら、根本を少しずつでも変える必要があります。
収入より支出が毎月多い、もしくは収入=支出の場合、借り入れをした時点で破綻するストーリーが出来上がっているからです。
対処法5:家計の見直しは固定費の見直しだけでOK
家計の節約は、固定費を見直すことが一番簡単です。見直すためには情報収集も必要で、安くて良いものを探すのは労力もかかりますが、固定費の見直しは一度設定を変更すれば継続的に節約できるのでおすすめです。
節約というより、リストラという考え方の方がピンと来ると思います。辞めるということです。
- 家賃
- 自動車関係、駐車場費用
- 燃費の悪い車、環境に悪い車の維持費
- 通っていないトレーニングジムの会費
- 衣服費
- 子供の習い事
- 携帯電話のプラン
- 過剰な生命保険
- 酒、たばこ等の嗜好品
家賃の安い地域に引っ越すためには引っ越し手続きや、引っ越し費用もかかり単身者でも引っ越し費用で10万円ほどかかります。
しかし、家賃が1万円安い場所に引っ越せば1年で引っ越し費用の元は取れますし、数年安い地域に住み続けることで、数年で家計は改善することでしょう。
地価が安い=物価が安いことも多く、収入に見合った地域の住宅に住むことで大きな変化が起こるケースは非常に多いです。
車が必要な地域では、コンパクトカーに乗り換えることで固定費が驚くほど安くなります。
- 燃料費が半分ほどになる
- 車検費用が安くなる(重量税)
- エコカー減税を受けられる可能性もある
- 自動車税も安くなる
固定費は万単位でランニングコストを抑えることができます。はじめに考えたいのは固定費です。
自動車の利用頻度が低い場合は思い切って売却する、シェアカーを利用することも検討してみてはいかがでしょうか?
一番良いのはやめることです。やめることは度胸がいりますが、企業の収支改善もやめること、切ることで改善をしています。
固定費の見直し、固定費をリストラすることを考えてみましょう。
光熱水費の節約には限界がある!
光熱費の節約には限界があります。限りある資源を大切に使う気持ちには共感します。しかし、光熱費を節約しても大きく節約することはできません。
お金がないから電気をつけない、水道をケチってチョロチョロ出しても大きな節約にはなりません。
また、節約というと、安い食材を買って食費を安くしようと考える人が多いですがこれも✖です。テレビでカリスマ主婦の食費節約レシピなどが取り上げられますが、労多くして益少なしです。
理由は節約は継続する必要があり、超節約レシピを延々続けられるのか?という点です。ダイエットと同じです。常に食事管理を継続できる人と、できない人では体型が全く違います。
家計リストラは簡単だけど節約は難しい。継続することは思っている以上に難しいのです。
多いパターンでは家計を良くしようと考えて、遠くのスーパーに買い出しに行ったり、無理に食費を削るとストレスが溜まります。
冒頭でもお伝えしましたが、チリは積もっても山にならないからです。
10円~50円安い食材を買っても1回の買い物で節約できる金額が100円~200円前後です。がんばって500円ほどでしょう。
1カ月に換算して、3日に1回買い物するとして、千円~5千円前後の節約です。これではストレスが溜まるだけで本末転倒です。家賃の安い場所に引っ越して毎月1万円浮けば、1回の手続きで安い賃料は変わりません。
賢い人がやっている家計改善方法1:生活費を自動圧縮させる
固定費を見直した後は、流動費(食費などの毎月変わる費用)を活かす方法を考えます。
いくら食費を抑えても単身者で2万円~3万円。4人家族で6万円前後、毎月食費がかかり外食の回数が多ければ食費はさらに上がります。
人間は不便な生き物で毎日3回食事を摂ります。昆虫は1週間以上食事を摂らなくても生きていける生命力の強い種族もいますが、人間はそうはいきません。
そう考えると、食費などの流動費をどのように活かせばよいのか?と考えます。
マネーフローを把握する
マネーフローとはお金の流れを指します。本来は会社の決算書の財務諸表に含まれるものですが、会社も家計も同じです。家計簿をつけてお金の流れをしっかり確認しましょうということです。
もし、つけていないなら1.2カ月でも良いので、家計簿をつけてみることをおすすめします。
家計簿をつけることの理由は、支出を可視化することで、あなたがお金を何に使っているか認識できるからです。
どうでも良い話ですが、私は家計簿という言い方が好きではなくて、プライマリーバランスと呼んでいます。国や自治体の財政収支をこのように呼びますが、家計も自治体も国も経済で成り立っています。
家計簿と呼ばないでプライマリーバランスと呼ぶと、なんとなく貧乏くささを感じないのは私だけでしょうか?
始めは、全ての支出を記入していくのは面倒なので、千円単位に切り上げて無理なくストレスなく続けていくことが大切です。
はじめは適当に記入していても記入を続けることで、漏れ・不備がなくなってきます。
そして、削る支出は流動費ではなく固定費です。固定費の見直しの方が簡単で、大きく支出を減らすことができます。
無駄な支出を極力なくす・・・しかし
私は個人的に無駄な支出はないと考えています。理由は一度散財してみると、後学のために役立つことは多いと考えているからです。
ショッピングでストレス発散する方は多いですし、美味しいものを食べて翌日の活力にすることが人間の自然な行動です。
節度を持った消費行動は人生を楽しくしてくれます。
確かに無駄遣いの習慣がなくなれば、あなたのポケットにはお金が溜まりはじめます。しかし、無駄遣いをなくすだけでは、お金がない状態から抜け出すことは難しいのです。
- 豪勢な食事や外食が好き
- お酒が大好きで飲みに行くことが多い
- 洋服が好きでついついカワイイ洋服を買ってしまう
- 趣味にお金がかかる
締めるときは締めて、楽しむときは思いっきり楽しむ。(消費する)このようにバランスを取れれば倹約生活も楽しくなるかもしれません。
収入と支出が数字で見えることで、家計を見直すきっかけになるはずです。
余裕資金が貯まったら金融資産を築く!
お金がない状況で金融資産を無理やり作ろうとすると失敗します。支出の見直し、副業などをこなしてお金に少し余裕が出てきてから投資を考えていきましょう。
金融資産を作ったり、投資にお金を回すのは第二段階の話です。
簡単なものでは、毎月定期的に預金をして、投資信託や国債などのリスクが比較的少ない投資なども活用して、金融資産を築いていく方法がおすすめです。
人間は欲のある生き物です。お金がない生活をしているときはお金の使い方にも無頓着になってしまいますが、ひとたびお金を貯める生活を始めると、無駄なお金は一切使わないようになっていくのです。
場合によっては、お金がなかったときより、お金を持っているときの方が支出が少なくなっているケースも少なくありません。
大切なことなのでもう一度言います。『貧すれば鈍する』のです。お金のことばかり考えていると、お金に嫌われてしまいます。
まとめ:お金がない!そんなときに考えたいこと
お金がなくてケチケチした生活を送ることで、貧すれば鈍するに陥るケースは少なくありません。そもそも、今日1日の食費を削ったり、光熱水費を節約しても思ったほど節約にならないこともご理解いただけたかと思います。
日本はかつて経済大国でしたが、今はその面影もありません。人口も減少に向かっていますし、若い消費者が少なくなってきたことで今後、日本の経済が良くなっていくことは考えにくいと私は思っています。
平成30年度の平均収入は、給与所得者の年間の平均給与は441万円。これを男女別にみると、男性545万円、女性293万円。
正規、非正規については、正規504万円、非正規179万円となった。
一部の上場企業では年収1,000万円クラス社員もいますが、夢の年収1,000万円は給与所得者の0.5%にとどまります。このデータから見えるように、年収1,000万円になる人は100人に0.5人しかいないのです。
会社の株価が上がっても給料が上がらない時代です。家計が金欠の状態なら、副業などで別口からの収入を増やすか、生活水準を下げるしか方法がありません。
または、さきほど紹介したクレジットカードのポイントのように一度の消費で二度おいしい思いをして、可処分所得を増やしていく術を身につけていく必要があります。
賢い人ほど、ふるさと納税を利用していたり、キャッシュレスを利用したりして、使ったお金に戻ってきてもらう仕組みを利用しています。
何か1つ生活習慣を変えてみることで、家計が変わることはよくあります。お金が巡ってくる良い習慣を身につけられると良いですよね。