【PR】当ページは広告が含まれています。カードローンをしようとしたのに、お金を騙し取られていた!?
この部分だけ聞くと信じられない話ですが、年々、金融詐欺の手口は巧妙化しています。年齢、性別、職業を問わずに誰でも被害にあってしまう可能性があるのが詐欺の怖いところです。
詐欺がいる場所には近づかないのが一番ですが、なかなか難しい話です。
今回は『ネットカジノ詐欺』について解説したいと思います。それではまいります。
ネットカジノ詐欺って何!?
ネットカジノ詐欺を一言で説明するならオンラインカジノの有料会員登録詐欺です。
まず、あなたが有料会員になるのが前提条件です。
そして、あなたの紹介で会員になった人がオンラインカジノで使った金額の5%が貰える!!さらに、あなたが紹介した人が、さらに別の人を紹介して会員になったらその人が使った金額の5%も貰える!!
さらにさらに、自分が紹介した人が・・・・、と永遠に続きます。ひと言で言ってしまうと『マルチ商法』ですね。
※『マルチ商法』の正式名称は『連鎖販売取引』です
マルチ商法自体は違法ではありません。分かりづらい面もありますが、『マルチ商法』は合法で、『ねずみ講』は違法です。
※『ねずみ講』の正式名称は『無限連鎖講』です
日本では『ねずみ講』は『無限連鎖講の防止に関する法律』によって明確に禁止されています。
合法、違法の前に騙されてしまっては元も子もないので、ネットカジノ詐欺がどのようなものか確認していきます!
ネットカジノ自体は開設、運営した人間だけでなく、勧誘した人間に対しても罰則規定があります。
ネットカジノ詐欺については複数の違法性が指摘されていますが、今回はカードローン会社の立場から説明していきます。
もう少し具体的に内容をみてみましょう
タナカが鈴木さんをオンラインカジノに紹介したとします。すると鈴木さんがオンラインカジノで使った金額の5%をタナカは貰えます。
さらに鈴木さんが佐藤さんをオンラインカジノに紹介しました。すると鈴木さんだけでなく、佐藤さんがオンラインカジノに使った金額の5%もタナカは貰えます。
さらにさらに、佐藤さんが高橋さんをオンラインカジノに紹介しました。するとすると、高橋さんがオンラインカジノに使った金額の5%もタナカは貰えます。
さらにさらにさらに、高橋さんが渡辺さんをオンラインカジノに紹介しました。するとするとすると、渡辺さんがオンラインカジノに使った金額の5%もタナカは貰えます。
このように、タナカ→鈴木さん→佐藤さん→高橋さん→渡辺さん→・・・・・と永遠に続いていきます。
このように、紹介した人がオンラインカジノで使った金額の5%、紹介した人が紹介した人がオンラインカジノで使った金額の5%を永久にもらい続けることが出来ると説明されます。
この部分で、ねずみ講やマルチの類で違法という話になりますが、業者は有料会員登録のために19万5千円支払え!と言ってくるのです。
上手くお金を稼げそうな感じで説明してきますし、紹介した人が使い続けた5%が延々あなたの財布に入ってくるのと、紹介した人の紹介した人が使ったお金も入ってくるのですから、儲かりそうな気がしますよね?
初期費用が19万5千円、手元にお金がないだろうからカードローン会社で申し込みをしなさい。すぐに元手なんて帰ってくるから!という口説き文句です。
カード会社へ申込へ
19万5千円の支払がすぐに難しい場合は、カード会社へ申込に行って借りてきて支払いをするという流れです。
上の階層の人が下の階層の人より儲かるように出来ているシステムで、ピラミッドの1番上の人以外は基本的に儲かりません。
今回は実際にカードローン会社が起こった事案です。カードローン会社は違和感にすぐ気づいています。
都内のある自動契約機が前月と比べて、いきなり3~4倍近い申込が発生しました。申込、契約した人の内容を詳しく見てみると、居住地も勤務先もみんなバラバラでした。
ただ、2つだけ一致していた事がありました。それは、年齢が20歳~23歳の若年で、利用金額が全員19万5千円だった事です。
・年齢が20歳~23歳
・利用金額が19万5千円
さすがに、おかしいので利用した人に連絡を取り、利用目的の詳細を確認してみると、全員ネットカジノの会員になるための費用で19万5千円を借りていたんです。
今なら紹介した人の使った金額の7%が貰えるプラチナ会員になれる!プラチナ会員の募集は今だけ!!なんて勧誘されていた人もいました。
そもそもネットカジノってどうなの!?
海外にサーバーがあっても、日本国内でオンラインカジノをやる事、斡旋することは違法だとタナカは考えます。政府見解もそうですし、実際に過去に逮捕者も出ています。
ネットカジノを勧めるサイトを見ると、『オンラインカジノは違法ではなくグレーゾーン』なんて記載があったりします。
ほとんどのカード会社は、過去にグレーゾーンで酷い目にあっています。なので、カード会社社員のタナカはグレーゾーンを謳っている物はお勧めしません。
そもそも論ですが、ネットカジノで儲かると思いますか???
『還元率が99%もあって、どの公営ギャンブルよりも高い!』なんて事がネット上では、まことしやかに書かれていたりします。
これって、どうやって確認するんでしょうか???
一時期、ソーシャルゲームでのガチャ、レアカードやレアアイテムの出現率を運営側が操作していた、なんてニュースが話題になったりもしました。
ネットカジノって、ネット上のプログラムで運営されているわけですよね。それってそんなに信用出来るのか、タナカには甚だ疑問です。
・政府発行のライセンスを受けている
・運営会社やソフトウエア会社は株式を上場している
なんて言われても、やろうって気には全くならない・・・。ネットカジノなんて、人生を賭けてでもやるような事でもないでしょうし、絶対にやってはいけません。
詐欺の手口!まだまだある!こんな手口にも要注意!!
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詐欺とねずみ講、マルチ商法がごっちゃで報道されることも多くなりましたが、明確な違いがあります。
今現在も行われている詐欺は過去の事件の焼き直し、焼き直しで姿を変えているだけで根本的な部分は変わっていません。
過去を知り未来の自分が騙されないようにするために詐欺の手口を知ることは重要です。