おまとめローンも検討しよう

何社かで借り入れがあり『毎月の返済がキツい!』『返済金額が大きくなってきて困っている』こんな場合は借り換えローンを検討してみるのも良いでしょう。

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一時期は、消費者金融も銀行カードローンも借り換えローンに力を入れていたこともありました。しかし、借り換えローンの特性から、2018年になってから、業者側から積極的に販売していません。

今回は借り換えローンを検討しているあなたに、注意点と手続きについてまとめました。現在利用中のカードローンにご不満がある人はぜひご覧になって下さい。

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借り換えローンと言うと、住宅ローンの借り換えをイメージする方もいるでしょう。今回はカードローンやキャッシングの借り換えの説明です。

借り換えローンとは?

借り換えローンとは、ローンを新規に組むのではなく、その名の通り、現在利用中のローンを別のローンに借り換えることを意味しています。

つまり、借入額はそのままで、金利や返済期間などの借入条件だけを変更するのです。借り換えローンは現状より条件をよくするために利用します。

例えば、現在年利15%のカードローンで100万円を借り入れているとしましょう。年利8%のローンに借り換えるなら、返済期間は17ヶ月も短縮され、返済総額はなんと35万円以上も減額します!

 現在:金利15%借り換え後:金利8%
返済期間6年7カ月(79回)5年2カ月(62回)
利息総額579,052円220,409円
返済総額1,579,052円1,220,409円

※いずれも残高スライド元利定額返済方式で計算しています。比較しやすいように月々の返済金額は20,000円に固定しました。

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借り換えローンのメリットはこの部分にあります。全く同じローンも借り換えることで、35万円以上返済金額が少なくなるのは嬉しいですよね。

借り換えローンには審査が必要

借り換えローンの審査は厳しめ

当然ですが、借り換えローンを利用するときは審査が必要です。

カードローンに新規申し込みをするときと同じ審査が必要になりますので、運転免許証などの本人確認書類を提出し、借り換え額によっては源泉徴収票などの収入証明書類の提出も求められます。

また、借り換えローンを扱っている業者は、消費者金融と銀行です。消費者金融の場合、総量規制という、年収の1/3以上の借り入れを制限しています。

しかし、貸金業法は『借りている人が一方的に良い条件になる借り換えなら、年収の1/3を超える金額でも契約しても良い』としています。

借り換えローンの審査基準は会社ごとに異なります。一時、審査はゆるゆるでしたが、最近では、どこの会社も審査基準を引き締めています。

借り換えローンとおまとめローンの違い

おまとめローンとは、複数の借入を1つにまとめるローンです。一方、借り換えローンとは、単純に別のカードローンに乗り換えることを意味します。

複数の借入先がある人でも、1つのカードローンを解約して別のカードローンに乗り換えるなら、おまとめではなく借り換えが正しい表現です。

しかし、アコムは『借り換えローン』プロミスは『おまとめローン』という商品名ですが中身は同じです。おまとめも借り換えも、意味を考えると違いがありますが、同じものという認識で大丈夫です。

貸金業法では、借換ローンと表現していることからアコムは借換という表現を使い、おまとめの方がニュアンスが伝わりやすいので、プロミスはおまとめローンという言葉を使っています。

おまとめローンのメリットとは?

おまとめローンの説明

A社から30万円、B社から40万円、C社から30万円のお金を借りている場合。3社合計の返済金額は毎月36,000円。消費者金融と契約している場合、金利は18%です。

 

まとめた場合を解説

おまとめローンを利用して借金を1本化し、1社から100万円を借りるようにすることがおまとめローンのメリットです。

おまとめローンのメリット
  1. 毎月の返済金額が少なくなる
  2. 今までどおりの返済金額で入金すれば、早期完済も可能!
  3. 金利も下がるので、今までよりも安くなる
  4. 複数返済していた場合、1社の返済で済む
  5. コンビニATMを利用していた場合、ATM手数料も減る

 

複数の業者から借りていると返済期日を把握するだけでも大変ですが、ローンを1つにまとめてしまえば、返済期日も返済額も簡単に管理できるようになりますよね。

また、1社からまとめてお金を借りることで、金利を引き下げる効果も期待できます。利息制限法では以下の表のように最高金利が決まっていますので、少額を複数の場所で借りるよりも、多額を1ヶ所で借り入れる方が、低金利が適用される可能性が高くなるのです。

借入金額最大金利
10万円未満年利20%
10万円超~100万円未満年利18%
100万円超年利15%

 

おまとめローン:消費者金融と銀行で商品が違う

消費者金融と銀行カードローンの借り換えの違い

少し専門的な説明をしていきます。消費者金融でおまとめをする場合、貸金業法でおまとめローンは例外貸付に当たります。契約するとき、仮に借り入れ金額が年収の1/3を超過しても契約することができます。※業者側の審査は必要です。

消費者金融のおまとめローンは『返済専用の契約』です。これは法律で定められているので、プロミス、アコム、アイフルなど、どこで契約しても追加で利用することはできません。

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一時流行したのが、カードを2つに分けて、返済用の契約と限度額の範囲内で利用できるカードを作った会社もありました。利用方法などが複雑なのと、結局借りる契約をしては、おまとめの意味がないということで、なくなりましたけど。

銀行カードローンのおまとめローンは?

一時は銀行でも、おまとめローンを販売していましたが、こちらも同様に人気がなくなっています。

銀行の場合、銀行法で貸付の契約をしていますが、私の感覚では、年収の半分くらいまでは限度額として設定されているケースが多いです。

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銀行カードローンのおまとめの特徴は『限度額を大きくしたカードローン』です。つまり、まとめた後は限度額の範囲内で利用できるカードです。

業者がおまとめローンを積極的に取り扱わなくなった理由とは?

そもそも生活費が足りなくカードローンを利用しはじめた場合。

おまとめにすることで、毎月の返済金額は少なくなり、金利も安くなるので利用者にメリットが大きい商品に見えますが、毎月の生活費をローンに頼っている場合、追加で借り入れができないことで、生活が破綻する事象が起きました。

借り換え、おまとめローンが出てきたのが2012年頃の話ですが、おまとめをした後に追加利用を求めて、銀行カードローンで新規で契約する人が多かったんです。

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現在の借り入れをまとめるはずの契約が、新たな借り入れを増やすことになり破綻してしまう人が多かったんです。徐々に借り入れ金額を減らすための契約が、最終的に借り入れ金額が増える契約になってしまった訳です。

利用者本人が借り換えたいという希望より、業者側からの連絡で『安くなるので是非』という感じで販売されていたため、本人が早期完済したいという意識がなく、このような現象が起きたと考えられています。

つまり、『借り換えを利用する場合、本人も気合いを入れて返済する気持ち』は必要だということです。

また、借り換えローンを契約するまで追加利用ができないことを知らない人もいましたし、消費者金融内では大きな問題となりました。

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今まではギリギリの範囲でやりくりできていたのに、借り換えたことで、弁護士に債務整理をお願いしたり、自己破産する人が多かったんです。本末転倒です。

借り換えは目に見えるメリットが多い反面、追加で借り入れができないという精神面でのデメリットがあります。

借り換えローン契約前チェック項目
  • 借り換え後の返済金額なら追加利用は必要ありませんか?
  • 今の給料で追加利用しなくても生活は安定しますか?
  • 急な出費にもカードローンがなくても大丈夫ですか?
  • 返済に特化した商品ですが、追加利用できなくなりますよ

 

また、信用情報の抜け道的な利用方法もあり、完済したはずの他社から再度利用してしまうことも問題になりました。

U-finance

少し見た目が怪しい気もしますが、本社の情報も一致している正規の中小会社の貸金業者U-Financeです。借り換え専用のビッグローンを扱っている業者です。

借り換えをはじめて10年経過しているようです。

借り換えローンの審査は難易度が高い!申し込み前のチェックポイント

借り換えローンのチェックポイント

一時はゆるゆるだった借り換えローンの審査も、上記の理由から、引き締める動きが金融業界にあります。

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私は、実際に借り換えローンの申し込みと、審査、実態を見てきているので、悪い部分の説明ばかりになってしまいますが、正しい知識を持って借り換えローンを利用すれば、契約内容は現状より良いものになります。

もしかしたら、借り換えた方がお得になるかも!わたしも申し込んでみようかな?』という気持ちになった人もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、残念なことなのですが、借り換えローンは通常のカードローンよりも審査難度が高く、申し込んだからといって誰でも利用できるわけではないのです。

申し込み前のチェックポイントを5つ紹介しますので、あなたは当てはまるかチェックしてみてください。

借り換えローン申し込みチェックポイント1:信用情報に問題はないか?

5年以内に自己破産や任意整理などの債務整理を実施した人は、その記録がまだ個人信用情報機関(CICやJICC等の個人の借入状況や返済状況などをすべて管理する機関)に残っています。

借り換えローンの審査時には、申し込み先の金融機関はかならず個人信用情報機関に情報照会を実施しますので、あなたの黒歴史もバレてしまい、ほぼ100%審査に落ちることでしょう。

あなた自身の個人信用情報を問い合わせることができますので、過去に金融関係で気になることがある方は、申し込み前に情報照会しておくのも良いと思います。

個人信用情報機関は、主に消費者金融関連の信用情報を扱う“CIC”とクレジットカード関連の情報を扱う“JICC”、銀行や信用金庫関連の情報を扱う“全銀協”の3つだけです。

いずれの個人信用情報機関も他の個人信用情報機関と情報を共有していますので、借り換えローン審査に通るためには、すべての個人信用情報機関に記載されている情報をチェックしておく必要があります。

問い合わせ先を以下に紹介します。必要に応じて、あなたの情報を確認してから借り換えローン審査に申し込んでも良いでしょう。

信用情報紹介申し込みページ
  • JICC (消費者金融、クレジットカード業者系)
  • CIC (消費者金融、クレジットカード業者系)
  • 銀協 (銀行カードローン系)

    借り換えローン申し込みチェックポイント2:返済を延滞していないか?

    返済を延滞した履歴も、個人信用情報機関に残ります。金融事故情報以外の情報で審査落ちになる可能性があります。

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    この部分は、かなり緩和されてきました。異動情報と呼ばれるブラックな情報が少しあるくらいでも審査に通る傾向があります。

    【参考:2018年ブラックでもお金を借りられる!カードローンが契約できるようになった理由とは

    借り換えローン申し込みチェックポイント3:携帯電話料金を延滞していないか?

    携帯電話料金を滞納しても、個人信用情報機関にネガティブな記録が残ることはありません。しかし、携帯電話料金と機種代金の分割分を合算して支払っている人は、支払いを延滞するとCICに延滞情報が記録されます。

    私は個人的におかしな話だと感じています。スマホの本体料金の値引きを国が認めなくなり、本体の分割払いが一般的になっていますが、気づいたら知らない間に信用情報を利用した分割払いになっているって非人道的だと思いませんか?

    しかも、本体料金と携帯電話料金は合算で請求されるため、携帯電話料金が遅れたら信用情報に傷がつくのは納得いきません。携帯電話会社は金融機関ではないからです。

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    私が何を言っても、携帯電話会社のシステムがこうなっている以上どうすることもできないんですけどね・・・。私はこのシステムが嫌いなので、本体はがんばって一括で払うようにしています。

    つまり、正しい知識を持ってスマホも購入しなければ思わぬ不利益をこうむることがあるのです。

    しかし、携帯電話料金絡みの事故情報のことは消費者金融もよくわかっています。延滞解消になっていれば契約してくれる傾向があります。

    しかし、クレジットカード契約は審査落ちになることが多いので、携帯電話料金の未納には注意しておきたいところです。

    借り換えローン申し込みチェックポイント4:勤務年数

    最近の借り換えローンの審査内容は、勤務年数をチェックするようになりました。最低でも1年以上の勤務期間は必要だと考えておいた方が良いでしょう。

    また、借り換えローンでも50万円の限度額を超える場合、収入証明書が必要になるので、年間の収入証明書が必要という理由にもつながってきます。

    多くの場合、派遣社員やアルバイト、パート勤務で借り換えローンを契約することが難しくなりました。

    借り換えローン申し込みチェックポイント5:総合的に審査は厳しい

    2012年~2014年頃までは、アルバイトでもパート勤務でも借り換えローンを契約できましたが、現在は本当に厳しくなったというのが私の感覚です。

    理由は上記で説明した内容が原因になっていますが、通常の増額審査と同等のレベルまで審査レベルが上がっていると考えた方が良いです。

    借り換えローンの手続き

    チェックポイントをチェックして特に問題がなかった場合は、借り換えローンに申し込んでみましょう。手続きは新規ローンと同じですが、手続き終了後にかならず現在利用中のカードローンを完済することを忘れないでください。

    安易に新たな借金を増やさないためにも、完済だけでなく解約しておくことを強くおすすめします。

    金利だけで借り換えローンを決めるのは危険

    借り換えローンには借り換えや解約の手間がかかりますので、新規にカードローンに申し込むよりは面倒なものです。

    金利だけで『こっちのローンに借り換えよう!』と即決してしまうのではなく、上記のチェックポイントも確認して問題なければ審査に臨む方が良いでしょう。

    また、銀行カードローンの借り換えの審査は厳しく、ほとんど取り扱っている銀行が少ないことにも注目しておく必要があります。

    どちらかと言えば消費者金融の借り換えローンの方が、審査難易度は下がりますが、完済するまで追加利用ができない点を忘れないようにしましょう。

    検討の1社に中小消費者金融U-Finance

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