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『金融ブラックでもお金を借りたい』と思っている方は多いです。
普通の金融機関はブラックだとお金を貸しませんし、無理に金策したら闇金からお金を借りていたという話も多いんです。
すでに知られている話だとは思いますが、ブラックリストというもの自体は存在しません。ブラックとは信用情報機関に異動情報(事故情報)が載っている状態の事をいいます。
異動情報が載っているとは『長期延滞』『自己破産』『債務整理』など借りたお金を返済できずに借りパクしてしまった状態のことです。
信用情報機関には一定期間これらの情報が載ります。異動情報が載っているあいだは、まともなカード会社ではお金を借りることができないと言われていました。
しかし最近は少し事情が変わってきています。
今回はブラックになってしまった人の最新の審査状況について解説します。先日【キャッシング審査は甘い!】審査担当は誰でも契約できると思ってるという記事を投稿しましたが、不随する内容とも言えます。
それではまいります。
ブラックについて詳しく解説
カード会社の審査に通らない・・・。
何回申込をしても落ちてしまう・・・。
審査に落ちた理由をカード会社に問い合わせしても、カード会社は教えてくれません。こういった経験をすると、自分はブラックリストに載っているに違いないと感じてしまいますよね。
以前は信用情報機関に異動情報(事故情報)が載っている場合、カード会社では契約をお断りしていました。審査の内容はカード会社によって様々なのですが、異動情報(事故情報)があるだけで、どこのカード会社も契約が出来なかったんです。
申込があった場合、まず最初に信用情報機関に借入情報の確認をおこない、異動情報(事故情報)があった場合はお断りでした。
それが、2018年くらいから異動情報(事故情報)があっても、契約をするカード会社が増えてきました。もともと、異動情報(事故情報)があった場合は、契約してはいけませんという法律はありません。
【参考:【諦めなくても大丈夫】ブラックでもお金を借りられる理由と解決策】
過去に支払いができなくなった事がある人は、また支払いができなくなる可能性が高いだろうと判断して契約をお断りしていました。
しかし、ブラックな人にお金を貸しても、返済されない確率がそれほど高くないことがわかってきました。
『しっかり返済してくれるなら契約しましょう』と審査内容を変更したのがカード会社の最近のトレンドです。
お客様の状況にあわせて日々進化しつづける消費者金融会社の強みが発揮されたといえます。代表的な異動情報(事故情報)として、『長期延滞』『自己破産』『債務整理』があります。
まさにブラックな情報となりますので順に解説していきます。
【長期延滞】について
延滞した時の異動情報は、(株)日本信用情報機構と(株)シー・アイ・シーで考え方が少し違います。
(株)日本信用情報機構(JICC)
もともとは消費者金融会社や貸金業者が集まってつくられた信用情報機関です。
(株)シー・アイ・シー(CIC)
もともとはクレジットカード会社や信販会社が集まってつくられた信用情報機関です。
信用情報の基本について確認したい方はこちらの記事も参考にしてください。
JICCの長期延滞
(株)日本信用情報機構(JICC)では3か月を超える延滞があった場合、『長期延滞』として異動情報(事故情報)が登録されます。『長期延滞』の異動情報(事故情報)は入金されるまでの延滞が継続されている期間は載っています。
入金して延滞が解消されると、『延滞解消』という異動情報(事故情報)に変化します。延滞解消の異動情報(事故情報)は延滞が解消されてから1年間載っています。
つまり、1回でも3か月以上の延滞を発生させてしまうと、入金したあとも1年間は異動情報(事故情報)が載ったままの状態になります。
以前は『長期延滞』『延滞解消』どちらの異動情報(事故情報)でも、カード会社は契約をお断りしていました。
現在は、『長期延滞』の場合は契約をお断りしていますが、入金がされて『延滞解消』になっている場合は契約をおこなっています。
CICの長期延滞
(株)シー・アイ・シー(CIC)では61日以上の手数料の支払が遅れてしまった場合、『手数料遅延』として異動情報(事故情報)が登録されます。『手数料遅延』の異動情報(事故情報)は入金がされて遅延ではなくなるまで載っています。
入金がされると『遅延解消』の異動情報(事故情報)が登録されます。『遅延解消』の異動情報(事故情報)は延滞が解消された日から1年間載っています。
延滞時の異動情報(事故情報)の流れはJICとほとんど同じです。
ただ、CICでは61日以上の延滞で異動情報(事故情報)が登録されますので、JICより厳しい内容となっています。以前は手数料遅延、遅延解消どちらの異動情報(事故情報)でも、カード会社は契約をお断りしていました。
現在は『手数料遅延』『遅延解消』どちらの異動情報(事故情報)でも、契約をおこなっています。
異動情報があっても契約可能になった背景
異動情報があっても契約するようになった背景を一言でいえば、試しに延滞解消の方を契約してみたら予想以上に良いお取引をいただけたからです。
問題なくお取引いただけるなら良いお客様です なら契約してしまおう!となったわけですねー
長期延滞はキャッシングの延滞が3か月以上なので、さすがに契約はしていません。
ただ、入金がされて延滞解消になっているのであれば、それを理由に契約をしないことは良いお客様が他社で契約してしまうことを意味します。最初の貸出金額は低めにして取引の実績をみて増額をするのが最近のトレンドです。
CICの手数料遅延、遅延解消については、クレジットカードでのショッピング枠の利用、割賦販売での利用等々、品物が手元に残ることが多いため延滞になっても、現金を借りるキャッシングと比較すると貸し倒れになる確率はとても低いものでした。
銀行の資本の入ったカードローン会社は下記から申し込み可能です。
会社名 | 最大限度額 | 金利 | 審査時間 | |
---|---|---|---|---|
500万円 | 4.5%~17.8% | 最短3分※ | ||
800万円 | 3.0%~18.0% | 10秒簡易審査 | ||
800万円 | 3.0%~18.0% | 最短20分※ | ||
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
携帯電話の端末購入からの手数料遅延
携帯電話を購入するときは毎月の通信料と一緒に端末代金も支払う割賦販売が主流となっています。多くのひとは毎月の通信料金の割り引きを受けながら、2年間の割賦を組んで携帯端末を購入しています。
毎月の携帯料金の支払は、通信料金だけではなく端末代金も一緒に支払いをしていることになります。つまり割賦販売の支払も一緒にしているので携帯料金の支払いが61日以上遅れてしまった場合は、信用情報機関に手数料遅延の異動情報(事故情報)が登録されます。
『携帯料金の支払いをしなくても携帯が使えなくなるだけだからいいや』と勘違いしている人が多くいます。
これは大きな間違いで、異動情報(事故情報)が登録されてしまいますので注意してください。
ソフトバンクの信用情報の誤登録問題
2013年にソフトバンクモバイルは2009年~2013年の間に、6万人以上の顧客の支払情報を誤って信用情報機関に登録していたと発表しました。割賦でソフトバンク携帯端末を購入した顧客の入金を正常入金ではなく、延滞と報告し登録してしまっていたのです。
ソフトバンクはシステム改修時のプログラムの設定ミスと発表し、現在は修復されているとしています。カード会社で働いているタナカからすると、本当にあり得ない話です。
個人の信用情報にたいする重要性の意識が希薄すぎます。ソフトバンクが誤った情報を登録したせいで、カード会社の審査に通らなかったり、希望金額のお金を借りられない人がいた可能性はあります。
なぜか当時のマスコミも一般社会もそれほど大騒ぎせず終わりました。少し話がそれましたが、CICの手数料遅延、遅延解消の異動情報(事故情報)は、それほど気にしなくてもよいと判断し、現在は契約をおこなっています。
異動情報:債務整理について
カード会社に返済金額の減額を申し入れた場合、債務整理の異動情報(事故情報)が登録されます。正確に言うとカード会社は異動情報を登録しなければなりません。
通常は弁護士や司法書士に依頼しておこないますが、契約者自身で減額を申し入れた場合も含まれます。(現実には本人からの申請が通ることはない)
最近、目にしなくなりましたが、裁判所に調停を申し立てた場合は特定調停という異動情報(事故情報)が登録されます。
個人再生手続、給与所得者等再生手続、を申し立てた場合は民事再生の異動情報(事故情報)が登録されます。『債務整理』『特定調停』『民事再生』の異動情報(事故情報)は発生日から5年間登録されます。
債務整理、特定調停、民事再生の異動情報(事故情報)が登録されているときは、カード会社では契約はできません。
債務整理したカード会社では返済がすべて終わったあとでも、以後は契約は一切できませんでした。現在は債務整理をしても、返済がすべて終わったあと、一定期間経過すれば契約ができるようになりました。
※契約には審査があるので契約できない場合もあります。
ここ最近は何でもありになってきて、過払い請求した後にも申し込みができるようになっています。
【参考:過払い金請求をした後に再契約でカードローン契約はできるの?】
異動情報:自己破産について
続いて自己破産についてですが、そもそも自己破産とはなんでしょうか?借金がなくなるのが自己破産ですが、厳密にいうと自己破産は『破産手続』と『免責手続』がセットになっています。
破産手続は、借金の支払ができなくなったひとが裁判所に自己破産の申し立てをおこない、財産を清算する手続きのことを言います。通常、免責手続と同時に行われることが多く、同時免責を申請、裁判所から自己破産が認められ、免責許可決定が得られると借金がゼロになります。
ただし清算型の法的整理は不動産や動産(自動車など)、預貯金などの資産は全て債権者に分配されます。
法的整理の種類について説明している記事ですが、こちらで基本的なことは理解いただけます。
【参考:債務整理は5つの解決策がある!収入の有無や財産の有無で選択肢が変わる】
破産を申し立てた場合、破産申立という異動情報(事故情報)が登録されます。破産申立の異動情報(事故情報)は発生日から5年間登録されます。JICCもCICも登録は同じ内容になります。
自己破産後にカードローンの審査は通る?
残念ながら、破産申立の異動情報(事故情報)が信用情報機関に載っているあいだは、カード会社での契約はできません。以前は破産申立の異動情報(事故情報)が消えたあとでも、借り入れを返済しなかったカード会社では再度の契約はできませんでした。
具体的に説明します。
・プロミス:契約だけで残高0
・アコム:契約し残高50万円
・アイフル:契約し残高30万
・レイク:契約し残高100万円
・SMBCモビット:契約なし
自己破産をしたときの借入状況が上記だったとします。
破産申立の異動情報(事故情報)が消えたあとで、契約ができるカード会社はどこでしょうか???現在は異動情報(事故情報)が消えたあとであれば、全ての会社で契約が可能です。
※契約には審査があるので契約できない場合もあります。
上記の例だと、アコムとアイフルとレイクでは残高がある状態で自己破産をしています。つまり、借りたお金を返済しないで踏み倒しています。
信用情報機関では異動情報(事故情報)は消えても、個別のカード会社では返済されずにふみ倒された記録は残っています。なので以前は、異動情報(事故情報)が消えたあとでも、返済しなかった会社では契約ができませんでした。
それが、自己破産して免責許可決定がされてから一定期間経過あとであれば、通常通りの審査をすると変わりました。自己破産の場合も最初の融資金額は低くして、取引の実績をみて増額しています。
まとめ
ブラックと呼ばれている異動情報(事故情報)のなかで、長期延滞、自己破産、債務整理について解説しました。
- 長期延滞
-
延滞が解消されたあとであれば契約が可能になりました。
※契約には審査がありますので契約できない場合もあります。 - 自己破産・債務整理
-
利用していたカード会社であっても、一定期間経過したあとであれば契約ができるようになりました。
※契約には審査がありますので契約出来ない場合もあります。
カード会社の審査内容は時代や生活環境の変化によって日々進化し続けています。『自分はブラックだからどうせカード会社で契約はできない・・』思い込んでいるだけで実際はそうではない可能性もあります。
上記内容にあてはまる人はぜひ一度申込をしてみることをオススメします。そもそも、最初からブラックになろうと思ってブラックになる人なんていません。
様々な事情があり、ブラックになってしまった人ばかりです。ブラックになってしまった事は仕方のないことです。誰でも失敗する事はあります。
大事なことは失敗したあとにどう行動するかです。踏ん切りがつかない人でも勇気を出して、一度申込をしてみましょう!!
会社名 | 最大限度額 | 金利 | 審査時間 | |
---|---|---|---|---|
500万円 | 4.5%~17.8% | 最短3分※ | ||
800万円 | 3.0%~18.0% | 10秒簡易審査 | ||
800万円 | 3.0%~18.0% | 最短20分※ | ||
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |