信用情報の強制解約とは一体なに?

カードローンやクレジットカード、住宅ローンを契約する際に必ず個人信用情報センターが利用されています。信用情報は個人のお金の通知表のようなものです。

個人情報の内容は?
  1. いくら借りているか
  2. いつ契約して、しっかり返済できているのか
  3. 利用中に事故を出していないか
  4. 債務整理などを行っていないか
  5. 金融取引上、何か問題を起こしていないか

こまかい詳細まで記録されているのが信用情報です。貸金業法が改正された頃(2006年頃)に強制解約という異動情報(ブラック情報)が誕生しました。この強制解約がクセもので、業者側の嫌がらせでしかない異動情報とも呼ばれているものです。

強制解約の詳細が曖昧で、私は当時、信用情報センターに問い合わせて確認したことがありました。

異動情報の強制解約について簡単に説明していきます。

信用情報センターや事故情報の基本的なことを確認されたい方はこちらの記事も併せて参考にしてみてください。

明確な定義がない強制解約

強制解約には明確な条件や決まりがない

異動情報で有名なものは、債務整理、自己破産、延滞、延滞解消などです。信用情報のブラックと呼ばれるものは、この中のどれかになっていることが多いです。

これらの異動情報は明確なルールによって成り立っています。

債務整理・自己破産
債務整理や自己破産を行ったとき。発生から5年を超えない範囲で登録しておかないといけない。
延滞
取引中、91日以上の延滞が発生した場合。登録しなければならない。
延滞解消
上記91日以上の延滞が発生。その後入金になり、延滞が解消したもの。

分かりやすいように、説明方法を簡易化しています。このような信用情報の異動は、発生した場合に信用情報センターに報告しなければならないとされています

 

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基本的な異動情報と比較すると、強制解約は非常に言い回しが微妙です。

強制解約

会員(業者側)が強制解約を行ったもの。

利用者に嫌がらせでしかない強制解約

強制解約はイジメ的な異動情報

強制解約という事故情報(異動情報)が打たれた時点で、利用者はブラック扱いになります。そもそも、強制解約の定義が不明確で国語的な定義になっていることに問題を感じます。

延滞は91日以上遅れたら『延滞』を信用情報センターに報告する義務がありますが、延滞した日数が明確になっているので算数的にわかりやすいです。

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強制解約って何?債権放棄したってこと?延滞してるだけってこと??全然わかりません。

当時、私は困っていました。借り換えローンや増額の案内を担当していましたが、強制解約という異動情報が急増していたのです。確かコードは44だったと思います。

本人が自分の信用情報を照会すると、どこの会社からいくら借りていて、どんな異動情報が打たれたかわかるんですが、業者間で利用する場合にはどこの会社が異動情報を出したか、どこから借りているかは申告をもらわないとわかりません。

しかし、検証していくと、当時消費者金融業界で1位だった武富士が強制解約を打っていることがわかりました。信用情報センターに問い合わせても仕方がないことですが、内容を確認したかったのです。

武富士とは?

以前、消費者金融業でNO1だった会社。過払い金請求の増加により業績悪化。2010年に会社更生法を申請。会社を分割しアプロ株式会社へ。その後社名変更しTFK。その後、Jトラストの子会社の日本保証に事業継承した。2017年にTFKは消滅。現在は事業を引き継いだ日本保証が不動産担保契約、投資用マンションのローン契約の審査を行っている。

信用情報センターに問い合わせてみた

全然意味がわからないから問い合わせてみた

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お世話になっております。〇〇の久保です。
異動情報のことで確認させていただいてもよろしいでしょうか?

JICC担当者JICC担当者

お世話になっております。会員コードをお願いします。

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〇〇〇〇△△です。

JICC担当者JICC担当者

いつもお世話になっております。どの方の件ですか?

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いや。個人の方の問い合わせではないんです。最近、強制解約という異動が多くなったと思っていまして・・・。

JICC担当者JICC担当者

当方も、それは感じております。

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強制解約の条件が不明確なんですけど、強制解約は口座は残っていないという意味合いですか?
解約=口座がないだと、残高もないはずなので、異動情報消せませんか?と思ったんです。

JICC担当者JICC担当者

いえ。口座も残高も残っています。会員が強制解約を申請してきたので情報を共有させてもらっています。

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これの定義って何でしょうか?解約する予定ということですか?

JICC担当者JICC担当者

いえ。こちらでは今後の解約までは把握できていません。登録された情報を載せているだけです。

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例えば、支払い不実なら延滞がつきますし、債務整理すれば、債務整理を報告するのは義務じゃないですか。
支払い不実だけで異動させちゃうと、利用者は不利益になりませんか?

JICC担当者JICC担当者

おっしゃるとおりです。しかし、JICCとしては、報告を受けた異動は共有する義務があり、JICCの判断で共有するかしないかという権限はありません。
どのような状況で、強制解約を出してきているかは会員様の社内規定によって出しているとは思うんです。

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債権放棄したとか、そういうことではないんですよね?

JICC担当者JICC担当者

債権放棄は別でコードがありますからね。
強制解約が打たれた後で返済が続いていることは確認しているので、契約は継続していると思うんですが、どのような基準で強制解約を打っているかは、こちらではわかりません。

強制解約。完全にただの嫌がらせじゃないか!

強制解約の取り扱いについて

強制解約という異動情報は微妙な立ち位置ながら、個人の信用情報を侵害しています。

例えば
  • 支払いの遅れ
  • 債権放棄した
  • 携帯電話を分割で購入したけど支払いが滞ってしまった
  • 返済が困難になり利息or元金をカットして個別示談契約をした

強制解約を打たれる可能性としては上記の4点かもしれません。ただし、上記の内容にはそれぞれ、適した異動情報や参考情報があり、あえて強制解約を打つ必要性がありません。

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これらの内容ぐらいで嫌がらせのための強制解約を打ってるなら貸金業者をやめてしまったほうがいいです。
審査ができない。回収ができない。
嫌がらせで強制解約を打ちましたと言っているようなものです。

消費者金融の強制解約の考え方

何の情報かわからないものは認めない

強制解約とは一体何なのでしょうか?私は理解できません。そもそも定義が不十分で、他の異動情報と重複しています。未だ強制解約を打っている業者がいるとすれば、クレジットカード会社か、携帯電話の分割のためのローン契約くらいではないでしょうか?明言はできませんが、そんな気がします。

現在の消費者金融をはじめとする、貸金業者は強制解約を異動情報とは見ないという考え方が一般的になりました。

カードローン業者は強制解約(コード44)が出ていても、全く気にせず契約をしているはずです。

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私が実務をしていたときにすでにそうでしたし、強制解約を気にしていたら契約できない方は今の2倍以上に増えると思います。

ただし、強制解約という異動情報がなくなったわけではなく、クレジットカード会社や一部の銀行カードローンでは、強制解約があることで契約を断るケースはあるかもしれません。

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これが、現在の強制解約の立ち位置です。

強制解約を打たれてしまって、カードローン審査に不安を感じている方は下記の業者をお試しください。問題なく契約できる可能性は高いと思っています。

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