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日本人は江戸時代から質素倹約と節約を行ってきました。食事の量や内容を落とし、電気(油)の使用を少なくするために早く寝たり、洋服(着物)はお下がりを使い続ける。
日本人のもったいない精神の原点かもしれませんが、今もその精神が受け継がれていることはすごいことだと感じます。
ただし、勘違いしてはいけないのは質素倹約をしても生活が楽になることはありません。
長期の節約生活はストレスが溜まります。溜まったストレスは無駄遣い(散財)でストレスを発散させてしまう傾向にあります。
こちらの記事でも書きましたが、節約はリストラが基本で抑えることは難しいのです。
もう少し詳しく説明すると、節約は継続することが必要です。
例えば『安い食材を求めて隣町までの買い物を10年継続できますか?』ということです。
こちらの記事では、生活費節約の新常識としてクレジットカードを利用することで貯金額が増えるという内容で進めていきます。聞いたことがある話かもしれませんが、角度を変えた視点を持つことで誰でも簡単にお金を貯めることが可能です。
生活費節約は節約ではなくリストラを決行!
この話をすると眉をしかめる人が多いこともわかっています。日本人の多くが節約をすれば何とかなると思っていることに私は驚きです。
節約は一時的に出費を抑える方法でしかなく、恒久的に支出を抑えることは非常に難しいのです。
- 食費を3万円以内に抑える
- 光熱水費を抑えるためにケチ作戦を決行する
- 買い物は15%オフのシールが貼られるまで待機!
- お酒は飲んでも1日1本orストロングゼロにする
- (自分or配偶者)のおこづかいを減らす
- モノはメルカリで購入する
- 外食はしない
一般的な節約は上記のような感じでしょうか?生活費は絶対にかかるものと、必要でないものに分かれます。これを節約でなく生活費リストラにすることで費用は大きく変わってきます。
- 会社での飲み会は一切断る
- タバコはやめる
- お酒も家ではやめる
- 外食をやめる
- 車も売却する
- 不要な保険は解約する
- 使わないトレーニングジムの会費
生活費を抑えることの基本はやめること、リストラすることで、節約するより、やめてしまうことで生活費を圧縮することが可能です。
節約はどうしてもストレスが溜まるものです。また、労多くして益少ないのも節約です。手間ばかりかかる割に思ったより効果が出ません。
例えば、旦那さんのおこづかいを少なくしたことで、知らないうちにカードローンを契約していたという話も多いのです。
家計と会計は比較されることもありますが、これを会社で考えてみましょう。経営悪化している会社に新社長が就任すると初めに行うのが経費の見直しです。
日本航空を建て直した稲盛和夫氏やNISSANを建て直したカルロス・ゴーン氏(被告?)も初めに不要な工場の売却や、大型リストラで収支の見直しを計っています。
これが工場を半分の規模にするとか、工場内の設備だけ売却するという中途半端な施策をしていたら、計画より遅い事業再生になっていたことは間違いありません。
どうしても削れない生活費
すでに節約をしている方は『これ以上節約はできない』という状況になっているのではないでしょうか?無駄なものは削ったり、リストラしても思うように支払いが減らない。これは節約でよく聞く言葉です。
- 住宅ローン(家賃)
- 管理費・修繕積立金
- 食費
- 光熱水費
- 携帯電話代
- 学費等
- 保険などの各種支払い
他にまだまだあるかもしれません。給料が思うように増えない以上、支出をコントロールするしか方法はありませんが、一般家庭では方法が限られてきます。
ここで一般常識から少し離れて、クレジットカードで生活費を支払う。この方法が有効的なことを説明します。
常に現金払い!クレジットカードを使うことに抵抗を感じる
年齢層が高いほど現金信仰が強く、クレジットカードやキャッシュレス決済に抵抗を持っている方も多いです。確かにセブンペイで問題も発生しましたし、知らないものを利用することに抵抗がある気持ちはわかります。
※セブンペイは不正利用の全額が補填されました。
ただ現金払いはお金の出し入れはわかりやすいものの、本当にもったいないんです。
政府はキャッシュレス決済に力を入れ始めましたし(世界と肩を並べるためか、国民の現金の流れをつかみたいのかはわかりませんが)クレジットカードを使うだけで自動キャッシュバックが行われますし、クレジットカード会社特有のサービスも受けられます。
会計の話を普段耳にすることは少ないと思いますが、黒字倒産という言葉を知っている方は多いと思います。売上が順調でも手元に現金がなくなると企業は倒産します。黒字倒産の理由は、支払いは60日後に来るのに、収入は90日後とか遅いと180日後という企業もあります。手元現金がなくなってしまうことは非常に怖いのです。
これを反対に利用することで、家計黒字計画が実現すると私は考えています。給料は遅れることはありませんし、支払いを遅くすることで手元現金を多く残しておけます。
例えば、家賃、光熱水費、食費、携帯電話代をクレジットカードで毎月支払うとします。人によって費用は変わりますが、ここでは6万円としておきましょう。
6万円は現金で支払えばそこで終わりですが、ポイント還元率の高いクレジットカードで支払うと1,500円ほどキャッシュバックされます。
ここに政府のキャッシュレス決済が2%か5%入ってくるので2%で計算すると合計で毎月2,700円が何もしなくても戻ってきます。
1カ月単位では少ない金額でも年間で32,400円生活費が浮く単純計算ができます。また、キャッシュレス決済だけの話ではなく、クレジットカードは利用してから支払いまで2カ月ほど時間が空くことが大半です。
クレジットカード払いに移行した後に散財しては元も子もありませんが、手元現金が12万円ほど貯まっている計算にもなります。
後はコツコツ通常の生活をしながら、削れる生活費は削る、やめるものはやめるとストレスが溜まらない程度に節約を楽しんでください。