【PR】当ページは広告が含まれています。常日頃から『美味しい話は嘘しかない』と言いながら実際に被害?に遭ってしまったので、その内容を記事に上げることにしました。ブログだけで収益を出すことが難しい時代になってきたので、現在は外に働きに出ながらブログの更新を続けています。
今回私が選んだのは吉原にある風俗店。初月から給料40万円と銘打っていた店舗でした。募集内容はしっかりと作ってあって、信用できる内容だと思ったので勤務しました。
最終的に3日だけ働いて退職しましたが、驚いたことに令和の今も平然と給与未払いや最低賃金以下の給料しか払っていない会社は山のようにあるということです。
しかも、驚くことに最低賃金以下で人を働かせるために悪どい方法まで取っているケースもあります。
もし、この体験談を元にあなたが今の職場環境に近いものを感じたなら我慢して働かず然るべき対応を取るか、退職してしまった方が良いでしょう。
仕事が原因で精神が病気になることも多いですし、人間は収入がなければ生きていけないので我慢して続けるよりも仕事は他にいくらでもあります。
今回は、吉原の風俗店のブラックな給与制度の実態と労基署(労働基準監督署)に報告まで行きますので(報告はこれから)どのようになるのか確認していきましょう。
ちなみに、風俗店は反社との関わりが深そうですし、風俗店より怖い会社はないでしょう。
つまり、今の仕事で悩んでいる人は仕返しなどがあっても私より怖い思いをすることはありません。
長い記事になりますが、詳しく説明していくので最後までお付き合いいただけると幸いです。
吉原の風俗店の募集内容は月収40万円だった
結構軽い気持ちで応募しました。2022年、コロナも一定の収束傾向にあり経済活動が再開されてきました。多くの企業では人不足に悩んでいて、給料を上げても人が集まらないようです。
私もあちこちリサーチをしていましたが、今回たどり着いたのは吉原の風俗店で月収40万円。
今も営業している吉原の人気店なので(人気店なのは勤務している3日の間に同僚などから聞いて知った)本当に40万円出るんだろうと思いましたし、ヤバかったら辞めればいいという考えだったので、募集に応じました。もちろん拘束時間は長いと思っていましたし、その点は覚悟していました。
面接は風俗の店舗があるビルの上の階。下が店舗で上は事務所になっています。
事務所はキレイで一般企業と変わりません。何の違和感も感じず、反対に一般企業よりしっかりしているのかも?と思ったのが第一印象です。
社員は全員スーツ着用ですし、言葉遣い、礼儀についても上場企業と何ら変わりはありません。
採用が決まる前に『質問はありますか?』と言われたものの、採用が決まる前に質問しても意味がないと思ったので何も聞きませんでした。
面接は3人と行いました。主に聞かれた内容は・・・。
- 前職の会社名や仕事内容
- 前職の勤務年数
- 前職の年収
- 前職を辞めた理由
- なぜ風俗業を選んだのか
- 風俗業に従事することで家族等の反対はないのか?
- 家族は風俗業に従事することを知っているか?
- 家族の理解は得られるか?内緒にするのか?
- 寮はあるが利用するか?
- 通勤は電車か徒歩か自転車か?
至って普通の面接でした。だいたい、こういう面接は前職を辞めた理由を聞いてきますが、自社に置き換えて話を聞いています。
例えば、仮にイジメに遭ったとか、待遇が悪かったとか、自分は悪くなかったとか言う人がいるようですが、会社面接は愚痴を聞いてくれる場ではないので、余計なことは言わないのが吉です。
私の年齢は40を過ぎているので、仮に風俗業だとしても、こんなしっかりしている会社で雇ってもらえるのか?という不安の方が大きかったです。
それほどしっかりしているように見えましたし、この時はこれから起こる悲劇を全く予想できませんでした。
即日採用を言い渡された
人事の人が妙なことを言いました。『私の中では採用だと思っていますので、今から上の者と協議して結果を確認してきます』
こんなおっさんですが、印象は悪くなかったようです。待つこと10分ほど。採用が決まり、この日は帰り3日後から勤務することが決まりました。
ここで仕事内容などを質問すれば良かったんですが、さすがに3人の役職者と立て続けに面接をして2時間ほど時間も立っていたので、気遣いで疲れてしまったのと、この会社なら大丈夫だろうと思ったこと、仕事内容は実際に始めたときに聞けばいいと思いこの日はお暇しました。
はじめに言われたことは雇用形態は業務委託。特に気にすることはなく、所得税の申告は自分で確定申告しないといけないということでした。
17時から勤務:初日は契約があるので30分前に来るように言われた
初日は夕方17時から勤務だと言われました。勤務時間が長いことも予想の範疇。今のご時世、月収40万円の会社はそうそうありません。
ソープランドなので風呂掃除などの労務もおっさんには厳しいと思いますが、それを含めて仕事です。慣れれば何とかなるだろうと思い当日16:15に到着するように自宅を出ました。
30分の間に雇用契約を取り交わして、会社のルール説明、仕事内容の説明などでした。
少し気になる点は、業務中で車の事故や車を当ててしまった場合、保険会社の自己比率によっては罰金になるということ。質問したところ、契約書にこのような記載はあるものの、今まで事故を起こしても罰金になった人は1人もいないから心配しなくて大丈夫、このように書かないと会社の持ち物を大切にしない人がいるからということでした。
業務時間の事故って会社が負担するものですよね・・・
でも、雇用契約ではなくて業務委託なので、少し不安だなと違和感を感じたのは当日のこの辺りからでした。
出てきた書面は雇用契約書ではなく業務委託契約書
【マスキングしていますが実際の書面】
ヤバいと思ったのが、この書面のコピーはもらえないということ。さすがにヤバいと思って理由をとっさに考えて何としてもコピーを取らないといけないと思いました。
理由はここでは書けませんが『コピーは渡せないけど写真を撮るくらいならいい』ということだったのでスマホで撮影。上記の書類(下の部分は全てモザイクを入れていますが)がその書類です。
会社の言い分は、試用期間中に退職する人が多いので、雇用契約ではなく(社会保険等々の手続きも手間なので)試用期間中は業務委託契約だと言うのです。
こまかい話をすれば、この時点で労働基準法違反ですが、それを言ってもキリがありません。試用期間も通常は3か月ですが、この会社は10カ月です。
雇用期間のカラクリにこの時は気づけなかったのでひとまずサインして雇用(業務委託?)契約終了。
勤務時間は17時~翌4時の11時間が定時。それ以降の残業はつかないものの、風呂掃除が終われば、電車が走る時間まで店にいてOKで始発と同時に帰宅する人が多いという話。
そもそも、吉原のソープは深夜0時までにお客さんを帰さないといけないので、それほど掃除に時間はかからないとのこと。
- 勤務時間は17時~翌4時
- 残業代はつかない
- しかし残業はほぼない
- 早番もあるがしばらくは遅番
- 業務自体はすぐ覚えられる
- 月収は当月から40万円
- 日当に直すと1日1万3千円
日割りで給料を計算するために日当の記載があるのかと納得し業務へ。
風俗店でありながら、全員がスーツ着用。同僚も上司も礼儀正しかったですし、上司は丁寧に何度も仕事を教えてくれる。
風俗と言えば怖い人がいるのかと思っていましたが取り越し苦労だったようです。この環境なら続けてもいいかなと本気で考えていました。
こんな、おっさんの新入社員!?だと扱いにくいだろうと思っていたんですが、周りは本当に優しくて仕事をしやすい環境だと思いました。
少し時間が空いたタイミングで業界のこと、仕事のこと、給料のこと、NGなことなど同僚にヒアリングしました。(ヒアリングと言っている時点で疑ってますが)
この風俗店の勤務時間にやることは以下のとおりでした。
- 17時から0時まで
- お客さんの対応。店舗での案内やお客さんの移動の案内、電話応対、免許を持っている人は送迎車の運転をやる可能性もあり。
- 0時から1時まで女性が帰宅するまでは事務
- 女性が全員、店を出るまではスーツ着用で簡単な掃除や空いている部屋の片付け。
管理者などは当日の現金在り高や過不足がないかを再確認。 - 1時~1時30分
- 食事休憩。長くて30分。この業界は喫煙者が多く、仕事中でもタバコを吸う休憩時間が数回あり、その分を含めて1時間休憩とみなしている。
食事で1時間取ってもいいけど、掃除が終わらなかったら帰れない。(それを聞いたらのんびり休憩しないけど) - 1時30分~4時
- 掃除。ソープランドは店舗型風俗店で浴槽が必ずあります。風呂掃除が一番重労働で、それ以外に備品の補充や、使い終わったタオルとバスタオルの回収。
廊下や階段の掃き掃除と拭き掃除。女性が着用するコスプレ用の制服の洗濯等が終わったら業務終了。
たった3日しかいませんでしが、自分が行った業務や同僚からヒアリングした内容をまとめました。この内容で大方間違いありません。
予想以上の激務で1日に3リットルの水分補給をした
私が勤務した3日間とも、1日に3ℓ以上の水を飲んだくらい重労働でした。そもそも私の元々の生活は不健康でしたし、同僚や上司から聞いた話でも『重労働だからすぐ辞める人が多い』と聞いていました。
確かにキツかったですが、人を定着させるために月に40万支払ってくれるんだからこれくらいキツくて当然だろうと思っていました。
体の具合が悪くなるくらい過酷でしたが、不健康な生活を何年も過ごしていたためですし、体の使い過ぎでお酒も飲みたくなくなってましたし、これはこれで全然いいかなと考えていました。
スーツはジャケットまで汗だくでしたし、3リットル水を飲んでもトイレは2~3回。初日は緊張で汗をかいていたということもあるでしょうけど、ほとんどが汗になっていたんでしょうね。
重労働すぎて覚悟のない人が辞めるには十分な理由でしたが、私には辞める理由になりませんでした。むしろカラダも動かせるのでラッキーではないかと思っていました。(我ながら前向き)
しかし、拘束時間が長いので自宅に帰って風呂に入って、すぐ寝ても翌日すぐに仕事の時間になります。
自由な時間や、このような執筆活動に費やす時間もなくなりますが、慣れてきたら上手く時間を作っていけばいいやと安易な考えを持っていました。
謎の罰金制度&給料は規定どおりに出ない??
2日目の話。10分前勤務の話は聞いていましたが、少し遅れてしまって16:50:27秒にタイムカードを切りました。走ったけど間に合わず。(なぜか10分前にタイムカードを押さないと遅刻になる謎ルールがある)
タイムカードを切ったら人事の人(面接をしてくれた人)が走ってきて『罰金だから』と一言。
えっ!?罰金なんてあるんですか?
『1000円くらいだから気にしなくていいよ』その場では何も言いませんでしたが、一般企業に勤めていた私からしたら、会社が罰金を徴収するってどうよって気分に。
1000円くらいだから気にしなくていいよというか、金額のことではなくて、会社が従業員に罰金を徴収するとかアリなんでしょうか?この辺りから不信感というか違和感を感じはじめます。しかも罰金制度は車を運転したときのことしか聞いてないし。
勤務2日目にして、いろいろな違和感を感じ始めました。
私が入った風俗店は吉原の人気店で(事前知識が全くなかったので全く知らなかった)吉原で5店舗ほどの店を姉妹店として持っていました。
一番売り上げの高い店に配属になったんですが、お客さんがたくさん来るのと、風俗嬢の部屋が足りなくなることもあるので、空きがある店舗に風俗嬢を置いて、指名が入るとお客さんを近隣店に案内するという業務もありました。
働いている男性社員は多く、私のいる店舗では役職者を除いて4人ほどの同僚がいました。Aさん責任者(勤続1年半)Bさん(3か月)Cさん(3週間)Dさん(6日)私(2日)どんだけ人が定着しないんだよ!と思いましたが、やり方次第ではすぐ上がれそうな気もしましたし、給料も3か月ごとに見直しが入るとのことだったので、やりがいはあると思いました。
ところが・・・
仕事を覚えるなかで、他の店舗の人から仕事内容を聞き、話を聞く中で給料は上がらないという話を聞きます。
他の店舗では2年以上働いている人もいて、私もニコニコ笑顔で真意を悟られないように給料の話を聞きますが『全然上がりませんよ』とのこと。
しかも初任給40万円のロジックは日当1万3千円を30日間フルに出た場合の単純計算。13000×30=390000。
おいおいおいおい!
話が違うじゃない。
しかも2日目の掃除のとき、早く帰りたい一心で風呂掃除を買って出て、早く終わらせて早く帰ろう計画を勝手に立てて40過ぎたおっさんがんばりました。
『3時前でこのペースは速い!今日は人が1人足りないのに早く終わりそうかも』
なんて言われて私も有頂天。中腰がキツかったですが慣れればカラダも慣れるだろうと、必死に風俗嬢とお客さんが絡み合った風呂を(一言余計)洗剤つけて必死に洗い上げます。
日々の掃除は当日の汚れを落とす程度でいいから、年末の掃除みたいにやる必要はないとBさんから聞いていたのも早く掃除できた点かもしれません。
しかし、2日目でしっかり掃除できているとは思っていませんから、私が掃除した場所のチェックお願いしますと2~3回は言いました。
分かりましたと言ってもらえたので安心して掃除できました。掃除自体は単純な作業ですし。
【回想】
早く終わったら意外なことを言われました。
『今日早く終わりそうだからB店の掃除ヘルプ行ってきて』
『え!?』
早く終わっても帰れない??周りの人が一生懸命掃除していない理由がわかりました。時間拘束からは逃げられず早く終わっても使われるということです。
『4時に終わって、始発まで待って帰ることが多いって聞いてますけど?』
『なにそれ?俺そんな日1回もないよ。早くて5時だし6時の日もあるよ』
『え!?」
『そんなの余裕だよ。人いなくて忙しいと8時までだったあるんだから』
入社3か月の同僚先輩はそんな話をすると妙にしたり顔。
彼らの話を聞いていて一貫していることは、言っていることに悪意は一切ないということです。大半が20代~30代。前職は何をやっていたか知りませんが、一般社会での職務経験は乏しく、今の環境が普通だと思っているようです。
そして、自分に仕事があること、一定の仕事を任されていることを誇りにすら感じていることです。長時間労働にやりがいを感じていて、この環境で働いていてもブラック企業だという認識が一切ないのです。
私もあえて無駄な話はしません。ただ、この話を聞いたときは愕然としました。
6時までなら13時間労働じゃん・・・
それでも週6日働いて罰金がなければ31万円が給料。悪くない気もしますが、ここで業務委託契約書のことがピンときました。
雇用契約ではないから労働基準法適用外だと言い訳するため
本来の業務委託契約とは、ブログで言えば記事の執筆代行とか、役所で言えばゴミ回収のすべての業務を委託するときに業務委託契約が結ばれます。つまり業務の成果報酬が業務委託ですが、風俗店のように時間拘束のある仕事を業務委託契約と言っても、本来の趣旨と違い、労働基準法違反を避けるためであると考えられます。
また、仮に1日13時間勤務だったとしましょう。日当が13000円なので時給に換算すると1000円。東京都の最低賃金を下回りますし、22時以降の労働は25%の割増賃金を支払うことが労働基準法37条に定められています。
そもそも、2022年の東京都の最低賃金は1072円。割増手当は1340円です。
正規の金額で給料を計算し直すと、30日間休みなしで働くと47万4千円(実際39万)週6日勤務で38万円(実際31万)になります。労働者側からすると月の収入が10万円弱変わるので看過できるものではありません。
しかも、この間、労災保険や社保、年金などに一切加入していませんし、謎の罰金制度で働いた分が天引きされるようになっています。
これだったら深夜のコンビニバイトの方が稼げますし、今は人不足なので体力に自信がある人は建設業に従事した方が稼げます。(あくまで労働時間だけで考えた場合)
どうしても収入が必要だったらコンビニバイトと掛け持ちすればいいですし、性風俗店の収入が良かったのは昔の話で、今はコンビニバイトよりも効率の悪いものになっていることに性風俗業で働いている人たちは気づいているのでしょうか?
話を戻して、仮に最低賃金を下回っていたとしても一定期間仕事をしたら昇給すればいいやと思っていましたが、勤務2日目でその話も嘘だったことがわかりました。
本当はここに今回の風俗店の求人を出したいところですが、勤務の実態を労働基準監督署に提出することにしたので、後は役所の判断を待ちたいと思いますし、店としてはお客さんにも女性従業員にも真摯な対応をしている会社なので暴露は控えます。
とにかく実態と違うということと、日当で考えさせないために1カ月目で社員にして基本給にしてしまった方が変な誤解を生まないと思うんですよね。
もう1つの疑問が、風俗業界は一般企業からの転職組も多いようです。実際にそうだと思いますが、誰もがこの単純なカラクリに気付かないものかと疑問に感じました。
風俗店の話では仕事がキツいから辞めていく人が多いという話でしたが、実際はこのカラクリに気付いて辞めていく人が多いのではないでしょうか。
また、残っている社員は『誰々は仕事がキツくてすぐ辞めたけど、僕は仕事ができる側なので楽しく働いてます』とか『仕事覚えられると今より楽しくなってきますよ』と言っていましたが、会社側から妙なことを言われているようです。
働き方は人それぞれですが、私は1000円以下の深夜勤務はお断りです。
3日目に30代からのイジメに遭った 笑
不安が不信感に変わった3日目にも事件が起こりました。早く帰りたい一心でがんばった風呂掃除にクレームが入ったそうです。
前日の風呂掃除は私しかやっていないので私のやったことですが、一言『汚かった』とだけ。
確かに、教わったとおりにやったつもりでしたが、急いだあまり、しっかり洗えていなかったのでしょう。それは私の悪いところで反省点。
しかも初日の風呂掃除は何名かで分担したものの、2日目は全部私がやったので絶対私のせい。これは認めます。
『すみませんでした。今日は気を付けます。どこが汚かったんでしょうか?』
『さぁ?そこまでは聞いてない』
『え!?』
『とりあえず、今日も風呂全部やってもらいます』
風呂洗うのは全然いいですしやります。なんだったら時間周回でトイレ掃除のとき、う〇こへばりついてても何も言わずに掃除していますし、精〇出したかもしれない風呂洗うのも何とも感じませんが、フィードバックなしで全部やれって何に注意したらいいかわからないですよね。
とにかく先輩同僚がそう言うので過酷な風呂掃除を1人で全部やることに異存はありません。(ちなみに12部屋)
終わっても他の店への掃除ヘルプがあるとしても業務命令ってそういうものですもんね。
2日目と違って、終わったら帰れるというモチベーションがなくなったため1人で全部屋の風呂掃除はきついと感じました。こんなおっさんに重労働させてまたクレーム入ったら申し訳ないし、手伝ってもらおうと思いました。(弱音吐くのも早い)
『あの・・・風呂掃除って一番重労働ですよね?クレーム入ったことは反省していますし、時間かかってもしっかりやりますが、何部屋か手伝ってもらいたいです』
『風呂掃除って基本1人だから』
『え!?初日2人でやりましたよ』
『風呂掃除は一番ラクだから基本1人です』
『え!?風呂掃除が一番重労働だって何度も聞いてますけど?』
『いや、一番ラク。なんなら俺が風呂掃除やりたいくらいだよ』
『どうぞ』
『いやいや、俺はやることがあるから。全部やってください』
言ってることがめちゃくちゃ。
悪口は言いたくないですが、会社も従業員も嘘つきが多い。息を吐くように嘘をつける人間だと感じました。このやり取りで押し問答になりましたが、何を言っているのかわからない嘘を平気でつくし、風呂掃除が一番キツいのは周知の事実で、実際にやってみて一番重労働です。
この会社にあって、この従業員ありだなと・・・。
ちなみにこの人は役職付きを除くと2番目い社歴が長い人です。(3か月)
このやり取りでいじめが始まります。笑
仕事を始めて3日目の新人が自分で判断して休憩したり食事休憩するのは憚れます。とにかく命令だったので風呂掃除を全部やりました。この間、チェックがあったのか定かではありませんが、深夜3時を超えていました。
掃除が終わった報告をしたら次の仕事を指示されます。それが終わったら3時半。それも終わったので終了の報告をすると別の掃除を指示されます。
全て終わったら4時半を超えていました。
22時から休憩なしで働いていたのでクタクタです。しかも食事も摂れていないので(本来は1時頃に食事休憩)空腹で疲労困憊。
『新人だから今日は上がっていいです』
これって絶対いじめですよね。自分の言われたことに反論されたから休憩取らさずに仕事させるのは、仕事を指示する立場にある人がやってはいけないことですが、これが実情です。
翌日退職することを伝える
求人広告につられてはじめた吉原のソープランド勤務でしたが、実際はコンビニバイトよりも時給が低く重労働。
最低賃金以下の収入で13時間労働させる会社、先輩の言う事に異論を唱えると悪質ないじめをすることから続ける価値がないと判断し4日目は時間どおりに出勤し退職する旨を伝えました。
これには会社側の方が慣れていて、理由は聞かれたものの、引き留められることはありませんでした。(それくらいの人材に思われていたのかも)
『求人広告と実際の賃金に差異があること』
『昇給しないこと』
『サービス残業が日常化していること』
この3点を上げ退職することを説明しました。
相手方の言い分では昇給はあるということ。1年後から月給5千円アップ。役職につけば大幅に上がるということでしたが、月5千円では最低賃金に及ばないということと、2年以上勤務している人が役職についていないことを考えれば、この環境は最低でも2年は続くことが予想できます。
そこで人事の人は『誰に聞いた?』と何度も聞いてきます。誰から聞いたと言えば問題になりそうだったので、それは言えないと言い退職書類に目を通していると、誰かが呼ばれたようで怒られています。(叱られているではなくて怒られている)
部屋を出ると全く関係ない人が怒られていて驚きました。言われている方も自分が言ったのではないと説明すればいいのに、黙って怒られていました。
『〇〇さん、私が話聞いた人はその人じゃありませんよ』
『じゃあ誰だよ!!』
すっかり興奮しているようで、ケンカ腰。
実際、最後にいじめ的な対応してきたし、言ってもいいかと思ったのと、関係ない人が怒られているのも不憫だったので名前を告げると、その人が呼ばれたようで、同じように語気を荒げ怒り始めました。
さすがに見てるのも不快だったので『そんな圧力かけないでくださいよ』というと『おめーの態度はなんなんだよ!偉そうだな!』
『何年社会人やってんだよ!急に辞めますって普通認められねーぞ』
確かにそうですし、今日の今日で辞めなくても良かったんですが、会社側から今日付けでいいと言ったんだけどな。
働いた分の給料は支払われなそう
辞めると言ったときに気になったことがあります。たった3日でしたが労働はしたので時間給に換算して支払いをしてくれるものだと思っていましたが、そうではなさそう。
私の都合で辞めるので『基本的に払わないと思うけど、もし支払うことになったら連絡する』とだけ伝えられました。
それなしでしょ?
その会社は創業10年未満の会社でしたが、人が定着しない理由は重労働だからではなく、低賃金、長時間拘束、罰金制度があるからではないでしょうか?
少なくとも私は上記の理由で勤めてはいけない会社だと感じました。
ブラック企業の問題点
- 1日13時間労働、月間364時間の労働が常態化(休憩らしい休憩はない)
- 月間の残業時間に直すと112時間
- 10か月は試用期間(業務委託契約)扱いされている
- 求人広告は月収40万と明記(13時間勤務を30日勤務した金額)
- 昇給の記載あるも1年後に月5000円アップ程度
- 時給換算すると深夜労働なのに1000円
- 謎の罰金制度多数
これ以外に人の問題もありますが、対人のことはどこの会社でもあることなので省きました。
性風俗店でもお客さんがひっきりなしに来る店舗での実態です。どう考えても割に合わないですよね。
世の中にはこれ以上の過酷な労働環境を強いられている人もいるかもしれません。実際には労働基準法を守りたくても収益が追い付かず従業員に還元できないケースもあるでしょう。
全て法律の内容に沿った内容に当てはめるのは難しいと思いますが、もし、あなたが今の職場で悩んでいるなら誰かに相談するか、決断は早めにした方が良いです。
仕事はいくらでもありますし、あなたにあった職場環境は必ずどこかに用意されています。
労働基準監督署に報告にいくことにした
言いつけるみたいで嫌ですが、今回のケースは悪意に満ちた労働契約だと考えます。
まず、業務委託契約にしている時点で労働基準法や東京都の最低賃金を知った上での隠れ蓑としているので、知らなかったが通るはずがありません。
この記事がアップされた頃に報告に行きますが、実際にこのような内部告発で労働基準監督者が動いてくれるのか確認したいと思います。
続報があったら、改めて記事をアップしていきますのでお楽しみに。
この記事を書き終わった翌日に通報をしてきました。通報の方法ややり方などをまとめています。併せてご覧ください。