新型コロナウイルスの影響、消費者金融の対応は

2020年1月21日から新型コロナウイルスの報道が連日されています。どこのニュースや情報番組を観ても新型コロナウイルスのことばかりです。

はじめは他人事だった新型コロナですが、4月に入り実経済にも影響を及ぼし小規模な小売店や外食産業は大打撃が出はじめています。

中には今までどおり仕事をしている人もいるでしょうし、今までと変わらない生活を送っている人もいることでしょう。

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うちの顧問税理士は毎日のように融資の取次ばかりしているという話でした。
キャッシュフローギリギリで営業している個人事業主や小規模会社の社長は頭を悩ませているようです。

国も重い腰を上げ給付金や無利息の貸付をはじめましたが、窓口はパンクしているようで、思うようにお金は回ってないようです。こまかいフローは税理士や中小企業診断士も、誰が正解を知っているのか手探りの状況のようです。ただ、給付に関しては昨年の収入より50%以上減少や、住民税非課税所得になった場合のようなので、国からの給付はあまり期待できそうにもありません

こんなとき運転資金を手にしたい事業者や、給料が出ない方はカードローンを検討する方もいるのではないでしょうか?

今回は大手消費者金融、カードローン会社の対応をまとめました。

新型コロナウイルス緊急事態宣言!カードローン会社は営業自粛!?

どこのカードローン会社も業務縮小

新型コロナウイルスを抑え込むために日本政府が行ったことは以下のとおりです。ご存じの方も多いと思いますが、外国のような強制的な封鎖ではなく自発的な自粛要請に近い緊急事態宣言と言えます。

日本の緊急事態宣言
  1. 濃厚接触の自粛
  2. 密閉空間営業の自粛(カラオケ、飲食店等)
  3. 不要不急の外出自粛
  4. 公立学校の休校
  5. 人との距離は2m以上離す

毎日のように新型コロナウイルスのことが報道されていますが、日本では感染者に対して死亡者数が少ないことが不幸中の幸いです。海外のように警察や自衛隊が出動せず『強制ではなく自粛』ということでバッシングも受けていますが、私はこれで良かったと思っています。

強制しなくてもルールを守るのが日本人の良いところだと思いますし、感染者が減少していくことを祈っています。(自民党員ではありません)

このように緊急事態宣言を出しながらも命令ではなく要請ですが、カードローン会社は感染予防のため営業時間等の縮小をはじめています。

在宅ワークも叫ばれていますが、カードローンのような個人情報だらけのものを社員が自宅に持ち帰ってしまうと情報漏洩の危険もあります。プロミス、アイフル、新生銀行カードローン、アコムなどではコールセンターや自動契約機の受付人数を減らして対応している会社がほとんどのようです。

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営業時間等縮小の気持ちはわかりますが、つなぎ融資で一時的にお金を借りたいという方も多いはずです。
来店不要で契約できますし、顧客からしたら安全にお金を早く借りられる方法です。
銀行の融資や給付金がもらえるまでのつなぎ融資としても、利用されている方が多くいらっしゃいます。

どうしても国や行政機関の手続きには時間がかかりますが、その間もお金は出ていきます。一時的な利用としてカードローンで現金調達をしておいて、メインの金策の結果待ちをしておくと安心できます。

新型コロナウイルス対応で融資を拡大しているのはプロミス1社だけ

 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(代表取締役社長:金子 良平 以下、「当社」)は、金融庁より2020年3月16日付で施行された「貸金業法施行規則の一部を改正する内閣府令」を踏まえ、新型コロナウイルス感染症の影響を受けられた皆さまの生活に少しでもお役立ていただくため、以下の通り、新型コロナウイルス感染症の影響に関する対応を行います。

 また、株式会社三井住友銀行(頭取CEO:髙島 誠)においても、感染症の拡大に伴い、個人生活や経済活動へ影響を受けられた方向けに、通常より利息負担を抑えた融資(※)の提供を開始致します。(※)従来、自然災害等で被害を受けられた方向けに提供していた融資商品と同様のもの。

<SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の対応>

1.「収入証明書類」に関する提出期間の緩和

貸金業法により、当社を含めた貸金業者から一定額以上のお借入があるお客さま、もしくは収入証明書類を提出いただき一定期間経過したお客さまにつきまして、 通常「2ヶ月以内」に収入証明書類をご提出いただいておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けられたお客さまにつきましては、収入証明書類の取得・提出が困難な場合を想定し、 提出期間を「6ヶ月以内」に緩和いたします。

2.「個人事業主のお客さま向け貸付」に関する契約手続きの緩和

 個人事業主のお客さま向け商品「自営者カードローン」の販売において、通常当該お客さまの「事業計画・収支計画・資金計画」に照らし合わせた上で審査を行っておりますが、 新型コロナウイルス感染症の影響を受けられたお客さまにつきましては、計画の策定・提出が困難な場合、計画に替わり簡素な情報(現状の確認等)の確認により審査を行うこととさせていただきます。

3.応援融資の取扱開始

貸金業法の趣旨を踏まえ、新型コロナウイルス感染症の影響を受けられた皆さまの生活不安軽減を目的として、感染症の影響を受けられた方々が生活再建できるまでの一定期間において、無利息での支援を本日より開始します。

本来、個人事業主への融資は事業計画書や資金計画書が必要ですが(銀行融資よりは簡易審査)計画を立てたり、提出が困難な場合は現状の確認をして審査をするようです。憶測ですが、口頭によるヒアリングで大丈夫そうなニュアンスを含んでいます。

また、個人事業主用の融資と別に生活再建までの一定期間、無利息での支援を打ち出しています

商品名 応援融資
対象者 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、経済的損失などの被害を受けた方
必要資料 本人確認書類
契約方法 全国のプロミス自動契約機、または通信、郵送
商品限度額 10万円
貸付利率 実質年率4.50%(ただし、貸付後1年間は無利息)
返済期間 ・貸付後1年間は3か月に1回の返済(末日)
・1年経過後は毎月1回末日の返済
担保・保証 不要

限度額は10万円と少ないですが、契約から1年間は無利息ですし、返済は3か月に1回というのも助かります。もちろん通常の申し込みも受け付けています。金融機関として即座に対応しているフットワークの軽さに敬意を表します。

他の会社も順次対応してくると思いますが、現時点ではプロミス1社だけが反応しています。

返済の相談は各社対応している

アコム、新生銀行カードローン、アイフルは公式ホームページで、新型コロナウイルス感染症に関する返済相談についてはフリーコールに電話してくださいとしています。

大手消費者金融の情報によると社内感染を防ぐために、出勤人数を減らして業務にあたっているようです。対応人数を減らしてチーム化して、仮に感染者が出てしまった場合はチームごと休業にするようです。

今後、新型コロナウイルスを抑え込めるか、拡散してしまうかで各社の対応も変わってくると思いますが、現時点では返済相談に応じるということです。可能性としては無利息期間を作ったり、特別措置を講じてくれたりする可能性もあると思うので、お困りの方は遠慮せずにフリーコールに連絡してください。

どこの会社も人数を減らして営業していますが、ネット申し込みなら結果はメールに来るのと、完全に来店不要で契約できるので上手に利用していきましょう。

会社名最大限度額金利審査時間
プロミス500万円4.5%~17.8%最短25分

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モビット800万円3.0%~18.0%10秒簡易審査

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アコム800万円3.0%~18.0%最短30分

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